これくらいがちょうどいい朝ごはん

器店主の朝ごはん
2025.07.12

「褻mono(けもの)」鈴木一真さん vol.2


こんにちは。器店主の朝ごはん、7月度を担当させて頂きます「褻mono」店主の鈴木です。第2回もよろしくお願いします。


ゴーヤの佃煮、ミニトマトのしらすおろし和え、ソーセージ、温泉卵、ご飯がこの日のメニュー。朝ってこのくらいがちょうどいいよなぁと個人的には思います。


ゴーヤの佃煮は多めにつくっておけば保存もできるので、朝は盛り付けるだけ。売り場で見つけたらつい買ってしまう野菜のひとつです。


うつわは中村哲雄さんの丸縁鉢。端正なフォルムと滋味のある景色が魅力的なうつわです。当店でも入荷するとほどなくお客様の元へ旅立ってしまう、人気のつくり手さんです。
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ミニトマトのしらすおろし和えも、最近は大根おろしのチューブがあったりするので、手早くつくれます。


うつわは荒川真吾さんの輪花鉢。何年も前に購入したものですが、この形が使いやすくて我が家の食卓ではよく活躍してくれています。白にミニトマトの赤がよく映えます。


結局これがあればどうとでもなる、それがソーセージ。切り目も入れず焼いちゃう派です。


盛り付けたのは黒田理恵さんのお皿。使ううちに色染みができてしまいましたが、気にせず愛用しています。オーバル型のうつわって、細長いものが盛り付けやすいですよね。


この日は冷蔵庫に温泉卵が一つだけあり、鈴木美雲さんの小さな片口に。山形の果樹灰を釉薬に使用しており、内底に神秘的な景色が広がっています。


ご飯茶碗も同じく鈴木美雲さんの碗です。果樹灰のものと土灰のもの。
美雲さんの碗は一つひとつ手触りもかたちも様々、中には少しいびつなものもあるのですが、私はそういうものに心惹かれてしまいます。
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箸置きはうすだなおみさんのめんどりの箸置。トサカがある子とない子。それぞれ表情が違って愛らしいです。


メニューを振り返ってみると「ちょっと夏っぽいかも?」と思わなくもないような朝食でした。

 

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褻mono(けもの)

埼玉県日高市高萩43-7
営業日:各月第2・第4週の月~日曜日
営業時間:10:00~16:00
オンラインショップ:https://kemono.base.shop/
Instagram:@kemono_insta
X:@kemono_tw

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