「夏のダルッと見え問題」は素材・デザイン・色のバランスで解決【ハチテンVol.3】
こんにちは、「HACHITEN(ハチテン)」の佐藤加奈子です。「夏のダルッと見え問題」をテーマに、3日間にわたってそのモヤモヤの原因を紐解いてきましたが、今日はいよいよ最終日です! さっそく、ラストの解決策にいってみます。
「夏のダルッと見え問題」
解決の鍵 その3
素材・デザイン・色のバランス
夏の服って薄手で肌の露出も増えるから、シンプルすぎるデザインだと「ラフすぎる」「部屋着っぽい」なんて落とし穴にハマりがち。じゃあ、どうやって回避する? 答えは、素材・デザイン・色の足し算引き算でバランスを取ること!
#01
素材で上品さをちょっぴりプラス
夏の軽やかな生地に「品」を加えるのが「夏のダルッと見え問題」回避の近道。たとえば白のハイゲージニット(私物)。白のクリーンな色味とハイゲージの細やかな編み目が、シンプルコーデに上質感をプラスして、「品のいい軽さ」に見せてくれます。
#02
デザインで遊び心を
シンプルなコーデに、何かひとつのアクセントを加えると、ぐっと垢抜けます。たとえば、大人っぽい花の刺繍があしらわれたSARAHWEARの「刺繍ワンピース」。さりげない「デザインのある」装いに変身。ワンピ一枚のコーデでも「ラフすぎる」とは言わせません。
#03
色で重さを調整
夏はつい明るい色に手が伸びますが、軽すぎる印象を抑えたいなら「重い色」を取り入れるのが効果的。たとえば、SARAHWEARの「リネンサロペットパンツ」の黒。色はシックで落ち着きがあるけど、軽やかなリネンやコットン素材を選べば、夏らしい涼しさはそのままキープ。黒の分量を多めにすれば、コーデ全体がぐっと引き締まって、ダルッと感ゼロ!
この「足し算引き算」のバランスが、夏の装いを「ちょうどいい塩梅」に仕上げます。シンプルなトップスにはデザイン性のあるボトムを、軽い素材には重めの色を……と、組み合わせを楽しみながら、自分らしい夏のおしゃれを見つけてください。
<3日間のおさらい>
「夏のダルッと見え問題」を解決する3つの鍵、いかがでしたか?
その1:体の線を拾わない服を選ぶ
その2:自分に似合う首まわりの服を選ぶ
その3:素材・デザイン・色のバランス
私自身、この特集を通してモヤモヤが言語化でき、頭の中もすっきり! みなさんの夏のおしゃれが、もっと楽しく、もっと自分らしくなるヒントになったら嬉しいです。3日間、どうもありがとうございました。
モデル・文 : 佐藤加奈子
撮影 : 安達貴子
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