福島編vol.1 普段の暮らしを豊かにしてくれる良品が並ぶ「暮しの良品 いげた」

地元のおしゃれさんが 案内する 小さな旅
2025.08.02

福島県の県庁所在地福島市は、さくらんぼ・桃・梨・ブドウ・りんご・・・と季節ごとに美味しいフルーツが味わえる「フルーツ王国」として有名です。特に「桃」は全国トップクラスの出荷量を誇り福島市を代表する果物です。また、飯坂温泉・土湯温泉・高湯温泉は「福島三名湯」呼ばれ、それぞれ泉質も特徴も異なり昔から多くの人々を魅了してきました。
そんな福島市をご紹介いただくのは今年で165年目を迎える歴史ある「暮しの良品 いげた」さん。地域に根差したいげたさんならではの福島市の魅力について教えていただきました。
 



福島県の県庁所在地・福島市は、福島城の城下町として発展し、緑の山々や温泉地に囲まれる、自然豊かな土地です。私たち「いげた」は、そんな福島のまちで荒物雑貨商として商いを始め、今年で165年目。今も、創業当時の場所で、ビル1棟を丸ごと店舗として営業しています。



入口は東側と西側の2カ所あり、それぞれ通りに面しています。



こちらは1935(昭和10)年の店舗写真。2枚目の写真と同じ東側の入口です。何となく現在の写真と通ずるものがあるような気がします。創業時の江戸時代には、税金が街道に面した間口の幅で算出されたので、店は間口がせまく、奥行きは深く、うなぎの寝床のような敷地に建っています。

ビル1棟が店舗なので、売り場面積が広く、店内はスキップフロアになっています。扱う商品は多種多様。コットンやリネン、ウールなどを中心とした自然素材のウェア、シンプルで使いやすいキッチン用品、手づくりのインテリア小物、職人さんが作り続ける荒物雑貨、室内をしつらえるカーテンやじゅうたん類、国産木材の家具、その他日常使いの生活用品e.t.c…。あげていくとキリがないのですが、「いげた」という店の中に、さらに色々なショップが入っているというイメージでしょうか。


フロアごとに扱う商品の種類が異なり、雰囲気が少しずつ違っているのも特徴かもしれません。


一貫しているのは、取り扱う商品が、私たちの普段の暮らしを豊かにする“いいモノ”=良品だということ。私たちの考える良品とは、機能美を備え、暮らしになじみ、“作りやすく”より“使いやすく”、作り手が使い手を想い、工夫と試行を積み重ねたものです。


ご来店いただくお客様に、日本全国の良品を選りすぐってお届けするべく、スタッフは今日も各地を飛び回っています。


見ているだけでワクワクする、時間を忘れて買い物を楽しめる…お客様にとってそんな店でありたいと思っています。福島にお越しの際は、街歩きの途中に、ぜひお寄りいただけたらうれしいです。

 

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暮しの良品 いげた

福島県福島市本町2−7
電話番号:024-522-2353
営業時間:10時~19時
定休日:毎週水曜日
http://igeta3.com
Instagram:@igeta3
 
MAP:A

Igeta Building, 2-7 本町 福島市 福島県 960-8035 日本

日本、〒960-8041 福島県福島市大町9−21 ニューヤブウチビル

日本、〒960-8051 福島県福島市曽根田町3−38

日本、〒960-8003 福島県福島市森合西養山1 1番地

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