みんな大好きデニムの話
written by 糸デンワ
オシャレの入り口はデニムでした。初めて買ったのは古着の501。それ以来、古今東西のデニムとたくさん恋をして、多くの時間を共にしました。その反動からか、20代後半の頃から距離を置いていたんですが…
40歳を過ぎたとある日、たまたま魅力的な一品に出くわして、恋心が再燃。気づいた時には、LOVEデニムという元サヤに戻っていました。
秋の気配が香ってくるにつれ、SNSからは魅惑の新作情報が溢れ出し、雑誌を開けば美辞麗句のオンパレード。欲しいモノはたくさんあるけど、それらをぜんぶ買ってたら一文無しになっちゃいます。
限られた予算でオシャレをしたい時、デニムはとっても便利です。本日は『惚れた一品をとことん』をテーマに据え、恋心に再び火を灯してくれたデニムを着回して、たくさん楽しんでみようと思います。
肌ピチピチなあの頃なら、着るだけで◎だったロンT+デニムのスタイリング。シンプルな格好が好きだけど、それだけじゃ何だか冴えないお年頃になりました。そんな時に頼りになるアイテムといえば、ずばりスカーフでしょう。
シルク100パーにこだわる必要なんてありません。上の画像で合わせているのは、チープシックが魅力の一枚です。スカーフをプラスするだけで、いつものヒラ社員コーデが部長クラスに出世します。
ひとつ前のコーディネートから、スカーフを引いてローブを足し、レザーシューズをスニーカーに、ショルダーバッグをキンチャクに変更しました。
今日はデニムをキレイめにはきたいな。そんな風に思った時は、丈の長い羽織を選んで、優雅な雰囲気を味方につけましょう。シンプルなスニーカーを合わせたり、ポップなバッグでポイントを作ると、キメキメ過ぎない良き塩梅にまとまります。
ひとつ前のコーディネートから、ローブをデニムジャケットに、スニーカーをレザーシューズに、キンチャクをミニトートに変更し、スカーフを再編入しました。
PUFFYを見て憧れた、デニム+デニムのセットアップコーデ。一周回って今またトライしたい気分です。カジュアルの親玉みたいな雰囲気に陥らないよう、バッグやスカーフは惜しみなく投入しましょう。足元をレザーシューズで引き締めれば、お子ちゃまには真似出来ない、上品なデニム+デニムが完成します。
愛するデニムが一つあれば、足したり引いたり変更したり再編入したりと、永きに渡り変幻自在に楽しめます。
因みにですが、本日ご紹介したデニムはココで販売中でして、もう一つ別の激おすすめデニムはコッチで販売中でございます。
私の推しデニムが、誰かの恋心の着火剤になったら嬉しいです。
次回のコラムは、8月31日(日)掲載予定です。当店のインスタグラムやブログも日々更新しておりますので、宜しければご覧くださいませ。
↓ 本日のコーディネートアイテム
※印の商品は当店HPからご購入いただけます
文章/撮影:スズキ シュンジ
モデル/絵:スズキ カヨ
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