土のぬくもりを感じる朝ごはん
「Tsukurou cocoro.」松井さん vol.2
東京多摩センターにあります「Tsukurou cocoro.」の松井です。10月4週に渡り「器店主の朝ごはん」をご紹介させていただく事に。どうぞよろしくお願いいたします。
私の朝ごはんは家族が出かけたあとに。時間がない日もゆっくりできる日も器を愉しみながら。
今日は昨夜たっぷり作った豚汁と玄米入りおにぎりで朝ごはん。花鰹でお出汁をとりお肉は豚ロースのしゃぶしゃぶ用であっさりめで。野菜は厚めに切り食べ応えがあるようにしたいけれどいつも薄切り。時短優先、早く出来上がるように。
ご飯は何年か前に炊飯器は処分して土鍋だけの暮らしに。土鍋で炊いたご飯は本当に美味しい。そしてご飯を炊くのも食べるのも洗うのも何倍も愉しく、何よりも丁寧な暮らしをしている気分に(笑)。ちなみにお手入れも簡単。普通に洗って底を上にして乾かすだけで。
弱火でコトコト。火加減の途中調節はなし。ぷくぷくしてきたら出来上がりのサイン。
蒸らしてからさっくり混ぜて。遠藤素子さんの土鍋、見た目も素敵。そのまま食卓に出しても、もちろんお鍋としても。
選んだ器はこちらも遠藤素子さん。深めの器で煮物もサラダもどんぶりご飯にも。出番が多く、あるととっても重宝する器。
おにぎりの器は加藤祥孝さん。こちらは10年以上前に購入した器。オーバルで輪花の器はありそうであまりなくお気に入りの一枚。
品数の少ないご飯でも、ちょっと大きめの器を選ぶだけでちょっと豪華に見え、器の質感を愉しみながらゆったりとした気持ちに。
今日もゆったり土のぬくもりを感じながら。来週も是非お付き合いくださいね。
*土鍋と器とお箸
土鍋と器は遠藤素子さん。素朴ながらも素朴すぎずなんとも温もりある作風の器作家さん。5月に展示会を終え、先になりますがまた展示会を予定しています。
おにぎりの器は加藤祥孝さん。日々の暮らしに馴染む器ながらも上品さも合わせ持つ作風の器作家さん。今から「Tsukurou cocoro.」での展示会が愉しみです。
お箸は前回も紹介いたしました下本一歩さん。先が細くて使いやすく美しく。。お箸以外の作品が並ぶ展示会も今から愉しみです。
東京都多摩市落合1-25-3
営業時間:火水木11時〜16時、日11時〜18時
定休日:Instagramを確認
Instagram:@tsukurou_cocoro
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