あなたの心によりそう、あたたかな紙刺繍

今日のひとしな
2025.11.24

〜「アイダシュン」より vol.24〜


毎日の中に、ふと心が和む瞬間があると、なんだか嬉しくなりませんか?
今日は、読書や手仕事が好きな方はもちろん、「日常に小さなときめきをプラスしたい」という方にもぴったりの、とっておきの紙刺繍作品をご紹介します。


こちらはsoeru craft(ソエルクラフト)さんの「紙刺繍タグ」と「コーナーブックマーク」です。
紙刺繍とは、紙にデザインをした後に穴を開けて刺繍を施す、高い技術と根気も必要な技法のこと。ミシンなどの機械は一切使わず、ひと針ひと針、手で刺繍が施されています。刺繍糸ではなく手縫い用の糸が使われ、繊細な風合いでありながら、凛とした線が映えるデザインになっています。紙色、紙質、糸の色の組み合わせも、作家 小針真菜実さんのその時々の感性により仕上げられるため、同じものはふたつとない“一点もの”となっています。実際に手に取ってみると、その洗練された細やかな美しさに、心が惹き込まれてしまいます。


「紙刺繍タグ」は“お気に入りの時間に、そっとよりそう”、そんなイメージで誕生したタグです。
うっとりと眺めて、読書や手帳のしおりとしてはもちろん、二つ折りのポケット状になっているので、付属の試香紙にお気に入りのアロマなどを付けて、香りを愉しむタグとしてお使いいただくのもおすすめです。


「コーナーブックマーク」は、ページの角に差し込むタイプのブックマークです。
手作業でしっかりと紙を折り、手で縫い上げることで、小さくても外れることがない丈夫な仕上がりになっています。こちらもしおりのようにお使いいただくのはもちろん、メッセージカードに添えて大切な方へ贈るのも素敵です。

お取扱いのきっかけは一枚の写真から。私自身手芸が好きなこともあり、インスタグラムで初めて拝見したとき、「なんて繊細で美しいんだろう」と、心が奪われました。文具は、入社当初からずっと取り扱いたいと願っていた分野でした。だからこそ、このご縁を大切にしたいという想いで、作家の小針さんにドキドキしながらご相談のメールをお送りし、社内でも熱を込めて気持ちを共有しました。
soeru craftさんは、それまで常設でのお取扱いはされていなかったにもかかわらず、あたたかなお言葉とともに快くご承諾くださいました。お返事をいただいた瞬間の、心臓がドキンと高鳴り、嬉しさで胸がいっぱいになったあの感覚は、今でもはっきりと覚えています。


毎日にそっと寄り添い、心を癒してくれる、世界にひとつだけの紙刺繍作品。ぜひ、その美しさとあたたかさに触れてみてください。

soeru craft コーナーブックマーク | アイダシュン
soeru craft 紙刺繍タグ | アイダシュン

 

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アイダシュン

香川県高松市牟礼町大町103-8
TEL:090-9220-8541
営業時間:11:30-17:00
定休日:火・水(祝日は営業)
https://byage18shop.base.shop/
Instagram:@aidashun1001

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