とっておきのトート、プレゼント中

written by 糸デンワ


2月、5月、8月、11月。季節の節目ごとにお届けしてきた当店の連載も、本日が千秋楽となりました。もう幕が下りるのかと思うと、なんだかセンチな気持ちになっちゃいます。

ここで少しだけ紙幅をお借りして、全16回の連載を、各回のタイトルとともに振り返ってみようと思います。低学年のコから、「たのしくよんでます」というお便りが届いたので、漢字とカタカナは平仮名に書き換えました。

もうネタバレしてるかもしれませんが、上の画像の頭文字を、縦にたどってみてください。この一年、ひそかに胸の内であたためていた当店の想いが、ハッキリと姿をあらわします。


── 行こうよ おでかけ あの店 あの人


この連載を通してお伝えしたかったことは、ただひとつ。『おでかけしませんか？』です。

ずいぶん便利な時代になりました。指ひとつでスマホをポチポチするだけで、欲しいものは何でも手元に届きます。それは本当にありがたくて、時々利用させてもらっています。

でも私は、そういう最先端とはかけ離れた昔ながらのおでかけを、今でも愛しています。

足の向くまま気の向くまま、ぶらぶらと歩く町の景色。
口コミや星の数に頼らず、匂いに誘われて入った洋食屋の、とびきり美味しいランチ。
味わい深い看板に惹かれ、静かに扉を開けてみる、はじめての雑貨屋。
お気に入りをひとつ買い、喫茶店で深煎りのコーヒーを飲みながら、ひと休み。
袋の中身をこっそり眺めながら、「今日はたくさん歩いたなあ」なんて思う、夕暮れどきの帰り道。

行ってみたい町には、素敵な店がある。行ってみたい店には、素敵な人がいる。人が店をつくり、店が町をつくる。そんな循環の中に居場所をいただいている当店も、誰かの心にそっと残る場所であれたら。そんな想いで、日々の営みを続けています。

当店の連載では、紹介した商品やブランドの取扱店が掲載されているウェブサイトを、できる限り書き記してまいりました。読み返していただくと、近所の素敵なお店を発見できるかもしれません。それをキッカケに、「今度の休みに行ってみよう」と、実際におでかけしてくださる方がいたら、すっごくすっごく嬉しいです。

なんとなく早起きした休日
東の空の太陽がまぶしい

用事を片付けてふと空を見上げると
太陽はまだ東の空

そうだ

行きたかった、あの町にでかけよう
友人に聞いた、あの店に行ってみよう
ひさしぶりに、あの人に会いにいこう

おでかけしませんか？なんて言っておいてアレなんですが、オンラインストアへのご来店も超うれしいです。

連載の最終回を記念して、当店のロゴをプリントした、オリジナルトートバッグのプレゼントフェアを開催中でございます。

夫婦二人三脚で営む小さなお店ならではの、まるで対面接客かのような、親身な対応が持ち味です。お時間ございましたら、是非ご覧くださいませ。

フェア開催中の当店オンラインストアはコチラです

改めまして。一年間、本当にありがとうございました。心から御礼を申し上げます。

店頭、オンラインストア、SNS、ブログ。再会の場はたくさんございますので、またどこかでお会いしましょうね。ではでは、シーユー。

文章／撮影：スズキ シュンジ
モデル／絵：スズキ カヨ


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