【futana01】少しずつ変わってきた心身のこと

皆さまこんにちは、京都「futana(フタナ)」の土井菜子です。

気づけば2025年も師走。今年は娘が受験生ということで、模試や入試願書の準備などいつもと少し様子の違う12月を過ごしています。

家でのパタパタに加え、10月にopenした「移動式futana」での時間が自分の中でとても大きくて、気持ちがそこに留まったまま。ここ数カ月どこか心ここにあらずなような、身体だけが勝手に動いているようなそんな感覚でした。
でもでも、今週「暮らしとおしゃれの編集室」さんでコラムを書かせていただくにあたり、気持ちも頭もぶわぁっと動き出して、慌てて今年あったことをここにおさめさせていただいております。私にとって、こちらでいろいろなお話をさせていただくことが、とても大切な時間となっていることをあらためて感じております。とてもありがたいです。
今年も至極わたくしごとで取り留めない内容ばかりですが「futana2025年の振り返り」 を 皆さまにお読みいただけましたら嬉しいです。えへへ。

さて早速ですが、1日目の今日の題目は「心身のこと」。これは今年1年を通じてことあるごとにずっと頭の中にあって、4日間の特集のどこかで必ずお話したいなぁと思っていたこと! いつもおまじないのように「健康第一」と呟いている土井ですが、今まで通りではいかなくなってきたなぁというお話です。

2025年。まずはあまりにも長すぎる夏がじわじわと堪えました。歳を重ねるごとに暑さが苦手になってきていて、今年は特にそれを実感しました。夏の色も景色も音も味も素敵なものばかりだけれど、暑いのはしんど~い!
暑さそのものというよりも、暑さによって一層無精になる自分を持て余したり、冷房の使い方が難しくて困ってしまったり、というのがその実なのですが、今年はその暑さが梅雨を押しのけて驚きの早さでやってきて、予想通り長く続いたものだから夏の終わりごろにはもう泣きべそをかいていました。

梅雨時は長靴のコーディネートが楽しみなのに、今年は出番がとても少なかったです。

冷房をつけないと寝つけないし、けれどもつけていると足元が冷えて眠りが浅くなったり、熱中症がこわくて散歩を控えていると、めぐりが悪くなって体がモヤンとしたり。病気というわけではなくどこか痛いわけでもないけれど、なんだかいつもと違うという時間が多くて、ことあるごとに「夏よ~、もうそろそろ終わってもいいよ~」と呟いていました。


そんなときにふと目に留まったのが「meri ja kuu(メリ ヤ クー)」さんのシルクのレッグ&アームカバー。

普段から冷え取り靴下でお世話になっているシルクシリーズのものです。

今までもラインナップの一つとして見てはいたけれど、手にすることはなかったレッグカバー。これが、夏の体調変化に右往左往していた土井にとって、ぴったりうれしい救世主となってくれました。

寝つくまで時間がかかるとき、ふくらはぎからくるぶし、かかとあたりまでの冷えを感じていたのですが、このレッグカバーは見事にそれらの部分を覆ってくれて、初めて履いたときの感覚は、なんだかほっと安心感。ポカポカ温かいというのではないのですが、履いていることで守られている感覚がじわっとありました。
素材がシルクメインのコットン混で肌触りも良く、締めつけもほとんどないので圧迫感がないのもうれしくて。パジャマの下に履いてベッドに横になると、はいているという感じもなくいつの間にか寝ついていて、起きたときすっきりしていて、とてもうれしかったのを思い出します。寝ることも大好き! な土井。しっかり寝られるということが本当にありがたいのです。

昼は5本指ソックス、夜はレッグカバー。「meri ja kuu」さんのシルクシリーズ。欠かせない習慣となっております。

かくして寝るときの冷え対策はなんとかなったものの、それにしてもやっぱり長すぎて暑すぎる夏。この暑さが毎年やってくると思うと少し怖気づいて、すぐにではないけれど、いつか京都以外のところへ引っ越しするのも一つの案かも! という考えがぽこんと浮かびあがった夏でもありました。何か決まっているとか実際に探しているというのではまだないけれど、もしいつか本当に移住することになったらこちらでお話させてほしいです。うふふ。
そうして夏の小さなモヤンが解決し始めたあたりから、次の心身の変化がちらほら。

消化力が落ちたり、食欲がぐるぐる竜巻をおこしたり、集中していられる時間が一層短くなっていたり……。
そう、いよいよきております。「40を越えたら~」「自分にはこないかもと思っていたけれど……」と皆さんに教えていただいていた“大人ゆらぎ期”!ご多分に漏れず土井にもしっかりとやってきて、きっと今真っ最中です。夏から秋への季節の変わり目と一緒にやってきました。
これまで本当にたくさんの経験談を聞いていたから、自分にきたのもうんうんと頷けるものの、「変化はもっとゆっくりでいいのよ~!」と体に一言モノ申す。そんなに急にこなくてよいのよ~。もぅ~。
歳を重ねていることを受け入れつつも出来るだけ長く、今まで通り食べたいものを食べて、すっきり寝ついて、すいすいと毎日を過ごしてゆきたい!

そんなことを考えながらたどり着いた自分へのしっくり処方箋は、やっぱりここでもいつもの散歩でした。夏が終わって気温が落ち着いて、久しぶりにゆっくり散歩出来るなぁと思って歩いた翌日の体のすっとした感覚たるや! そうか、そうか、足りないのはやっぱり散歩だったのか~としっかり納得。

歩いていると胃や腸がしっかり動いている感じがして、膨満感も少しずつ和らいで次の日も心なしか体が動かしやすい。
散歩はもともと好きで、今までは休みの日の昼間にゆっくり歩くのがメインでしたが、最近は時間が限られているときのお手軽散歩も、ばっちり気持ちよいことに気がついて。

のんびりの散歩のときよりも歩く距離は短く、歩く速度も速く。ちょっとだけ行けるかも、と朝の支度の様子次第で軽く御所に寄るのが存外調子よく、歩いている間にお腹のポコポコ感が少なくなったり、体もポカポカあたたまったり。さらには、短時間でも季節のうつろいを感じられたり日々の発見があったりと、うれしい習慣となりつつあります。
散歩がまたひとつ生活に根づいた2025年でした。

また、ここ最近になって増えた習慣はマヌカハニー。これは、娘と一緒に風邪予防として始めたものだったのですが、飲むとお通じがよくなったりすっきりした感覚になって私の体質にあっているようです。ココアに混ぜて飲んだりヨーグルトに入れて食べたり。
マヌカハニーは抗菌作用の値によっても味や効果が違ってくるとのことで、いくつか違う物も試してみたいと思っています。この冬は特に風邪予防に気をつけたい! 娘と一緒の習慣というのがうれしくてこれからも続けていきたいと思っています。

気づいたら少しずつ習慣が増えていきます。歳を重ねるごとに。
ヨガ・基礎体温計測・紅茶コンブ・散歩・豆乳ヨーグルト・冷え取り・マヌカハニー
(体を動かすことと、食べ物飲み物しかないことに気がつきました)
私にとって歳を重ねるというのは習慣を見つける旅路なのだ! などと良く分からない標語みたいなものも頭の中に浮かんできました。
生活に取り入れてみて全てがしっくりくるわけではなく直ぐにやめてしまったものも沢山あるので(むしろ続かなかったことの方が多い気がします)、習慣になっているものは自分の体に合っていて、楽しかったり好きな味だったり。それを見つける旅路! 楽しいことは無理せずとも自然続けてゆける気がしまする。

ここからも歳を重ねてまだまだ変化してゆくけれど、その都度そのときの自分にぴったりの習慣を見つけて、あたふたしながらも日々を楽しんで進んでゆけたらいいな、いいな。そんな風に思う2025年の年末。

皆さま、今日もここまでお読みいただきありがとうございました。
今日の「心身のこと」に続いて、明日のトピックは「休日ポコポコ」! 出不精の土井が、休みの日に行く場所を少しご紹介させていただきたいと思います。明日も皆さまにお読みいただけましたらうれしいです。
それでは今日も引き続き、良き風がふきますように。
穏やかな流れとなりますように。
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