みそ汁作りで、料理の基礎トレをする ― 「たべるとくらしの研究所」主宰 安齋伸也さん、明子さん
1月30日に発売した『暮らしのおへそ Vol.41』より
一部抜粋してお届けします
この季節においしい野菜は何かな?
この気温でちょうどいいみその量は?
毎日変わるみそ汁作りのなかには
料理に必要なことすべてが含まれています。

毎朝家族3人分のみそ汁を作り、ご飯を炊くのが夫、伸也さんの役割。季節によって、旬の野菜を選び、みそを溶く量を調整して味つけを。
千歳空港から車で約2時間半。今から8年前に小さな田舎町、蘭越町に引っ越した安齋さん家族。もう使われていない古い保育園にコツコツと自分たちで手を入れて暮らしています。
「種まきからテーブルまで」というテーマで、農家の人とコミュニケーションをとりながらジャムなどの加工品を作ったり、月に一度、札幌市で出店したり、伸也さんの実家、福島県の果樹園と行き来したり。それが安齋さん夫妻が主宰する「たべるとくらしの研究所」です。
朝、家族のためにみそ汁を作るのは夫、伸也さんの担当。まずは、昆布と野菜、かつお節でだしをとり、旬の野菜を刻んで、黒千石大豆で作った自家製みそを溶いてでき上がり。
「料理がうまくなりたいなと思って。味がビシッと決まる日もあれば、『今日はもうわからん!』と言いながら食卓に出す日もあります」と伸也さん。
「微妙な違いに気づくのが、トレーニングになると思って」と明子さん。
自然の流れに身を置き
しくみを考える
社会や経済はくるくる変わるけれど
1本の木がずっとそこにある。
その確かさを、暮らしの道しるべに。

蘭越町に引っ越してきてから飼いはじめた犬のパウの散歩を兼ねて家族で散歩に。「ひとりで出かけるときも、ラジオや音楽は聴かずに自然と対話しています」と明子さん。
今、ふたりが頼りにしているのが、自宅の周囲にあるどっしりとした木々。
「何が正しい、正しくないって、時代やそのときの社会によってコロッと変わってしまうじゃないですか? でも、自然って絶対に変わらない。暖かくなったら芽が出るし、寒くなったら葉っぱの色が変わります。そんな『変わらないこと』のなかで自分が生きていくしくみを作りたい」と明子さん。
「物理的距離をおいて、自分を自然という大きなムーブと合わせてみたい。自然相手だと合わせざるを得ないんです。それを『不便』と呼ぶのかもしれないけれど、『装置』としてこの場所を使っていきたいかな」と伸也さん。
『暮らしのおへそ Vol.41』より
photo:馬場わかな text:一田憲子
期間限定オープン!
暮らしのおへそオンラインストア
「たべるとくらしの研究所」がつくるスプレッドと「イイホシ ユミコ ポーセリン」のオーバル皿のランチセットが「大人になったら、着たい服 オンラインストア」で予約販売中! ここでしか手に入らないスペシャルなアイテムですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

オーバル皿はL、M、Sの3サイズセット。

スプレッドは “りんごと洋ナシのジャム” と “塩焦がしキャラメル” のうち、どちらか1種類を選べます。
商品の詳細はこちらをご覧ください
\予約商品/
■オーバルランチセット+リンゴと洋ナシのジャム
■オーバルランチセット+塩焦がしキャラメル
各¥14,720(税込み)
※この商品は3月9日から順次発送予定です
photo:黒川ひろみ
この続きは発売中の
『暮らしのおへそ Vol.41』
をぜひご覧ください。
Profile
安齋伸也・安齋明子
福島で伸也さんの家業「あんざい果樹園」を受け継ぐ。東日本大震災を機に北海道に移住。「たべるとくらしの研究所」を立ち上げる。2018年に札幌から蘭越町に引っ越し「種まきからテーブルまで」をテーマに活動を行っている。商品とお便りをセットにした定期便が人気。
Instagram:@taberutokurashi
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。































