小さな布の向こう側

今日のひとしな
2026.05.24

〜「OCUYUKI」より〜 vol.24

OCUYUKIにしては、ちょっとめずらしいカラフルでPOPなアイテム。
越前織のワッペンブランド「フワッペン」です。


手がけているのは、福井の織ネームメーカー「松川レピヤン」。
洋服の首元についている、あのブランドタグ。
「織ネーム」と呼ばれる小さな布を、長年つくり続けてきた会社です。

越前織は、福井県の地場産業。北陸地方では、明治の中頃からリボンの生産が行われていました。
その細幅の織物の技術に、西陣織の技術などが掛け合わさり、現在の織ネームへと発展してきたそうです。
フワッペンは、そんな織ネームの技術から生まれたワッペンブランドです。

製造元の松川レピヤンは、メーカー商品の織ネームやワッペン、織テープなどを手がける、創業100年の織物工場。
以前、その工場を見学させてもらいました。昔ながらのシャトル織機、レピア織機、ものすごい速さで動くエアージェット織機。
いろいろな織機を、製品に合わせて使い分け、多彩な商品を展開しています。
普段は企業やブランド向けの商品も多く手がけていて、私たちも知らないあいだに、「松川レピヤン」の仕事に触れているのかもしれません。


機械の音がリズムのように響く工場の中で、
細い糸が規則正しく行き交い、少しずつ模様が立ち上がっていく。細かな柄や文字が織り込まれていく様子に、思わず見入ってしまいました。
フワッペンも、超高密度で織られているので、小さな中に絵柄がしっかりと表現されているのが特徴です。


恐竜のまちとしても知られる福井らしく、アルファベットのワッペンには恐竜がかくれています。
布ものにはアイロンで貼ることができ、裏面にはシールもついているので、アイロンのかけられないビニールポーチやクリアケースにも気軽に使えます。


ひらがなやアルファベット、カラフルなモチーフや恐竜のデザインなど、どれも自由に組み合わせて楽しめるのも魅力。
「ちょっとつける」だけで、自分の持ち物が少しだけ特別になる。
かわいらしくて、気軽に楽しめるフワッペン。でもその小さなワッペンには、歴史と技術の積み重ねがしっかりと織り込まれています。


■フワッペン A〜N
■フワッペン O〜Z,&
■フワッペン 数字
■フワッペン ハート
■フワッペン ひらがな(あ行〜な行)
■フワッペン ひらがな(は行〜ん、その他)



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OCUYUKI

東京都国分寺市日吉町2-33-20 シャルムビル102
営業時間:水-金11:00〜18:00
     火/土12:30〜18:00
定休日:第一土・日・月・祝祭日
https://ocuyuki.jp/
Instagram:@ocuyuki

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