ハワイに到着したらまず食べにいく4店【ハワイ原点回帰】
Aloha みなさん、Travel&料理 編集ライターの赤澤かおりです。あっという間に夏が、そして秋までも過ぎていきそうで、そろそろ年末年始の予定を立てねば! という季節になってまいりました。今週の「暮らすように旅する Travel Hawaii」では、私的“ハワイ原点回帰”ということで、ハワイに着いたらまず行くところ、食べるものをご紹介したいと思います。
Liliha Bakery

「リリハ・ベーカリー」は、今やワイキキやアラモアナにもお店を構えるハワイ好きの皆さんにおなじみのベーカリ&レストラン。ロコモコやサイミンといった昔ながらのハワイらしいメニューが味わえるところです。最近は思い立ったらいつでもどこでも食べられる、というくらい、あちこちに店舗が増えていますが、私は本店一択。基本、ここしか行きません。
ノース・クアキニ・ストリートにある本店は、その昔、24時間営業だったことも。月曜が定休日だったのですが、たしか前日の日曜の夜8時から、翌日火曜の朝8時までがお休みだったと記憶しています。24時間営業の定休日って、何時から何時まで休むべきか、難しいですよね(笑)。そういうお店、ハワイには結構あったので、それがおもしろくて覚えていたんですが、今は普通の営業時間になっていると思います。

ここで食べるのは、ステーキ&エッグ。ときどき、ハンバーグステーキ&エッグ。ステーキは、この肉の薄さと塩、こしょうの加減とカリッとした焼き目の具合が抜群。カウンターの目の前の鉄板で焼いてくれるのを、よくよく見ているんですが、本当にさりげなく、なんなら他のこともやりながら、チャチャッと塩をふって、香ばしい焼き目をつけながらも、ほどよくレアな感じに仕上げてくるんです。これが本当に、職人技。そこに、A1ステーキソースとタバスコを少しずつかけて食べるのが最高。
たいてい、ハワイ到着後すぐに、そして帰国直前にもこれを食べるのがもう何十年も続いていて、私的「ハワイ行って帰って」の儀式になっています。


到着後すぐに寄った日は、ホールでケーキを買いホテルの部屋に持ち込んで、ひとりで「ただいまハワイ!」祝いをすることも。そんなとき選ぶのは、トロピカルな色合いもキュートな甘酸っぱい“Guava Passion”か、チョコレートたっぷりの“Dream Cake”のうちのどちらか。ひとりでも2〜3日で完食。見た目より軽くて、ふわふわで、とにかくおいしいんですー。

それから、メイン料理をオーダーすると、必ずついてくるスイートブレッドも大好物のひとつ。鉄板で焼き上げた表面のカリッとした食感と、中のふんわりのコントラスト、そして、さりげない甘味がいい! これは残ったら必ず持ち帰って、ホテルでおやつ代わりに食べています。添えられた赤いジェリーも20年以上変わらず。これもなにげに、なくてはならないものです。

本店は、ローカルや観光の方々でいつも大賑わい。カウンターのみで席数が少ないので、順番待ちはなかなかに大変なのですが、最近なのかな、なんとキッチンの中にも席ができていまして(笑)。パンを焼いている職人さんたちの姿を拝みながら食事ができるんです(こういうお茶目でゆるいところ、ハワイっぽいな〜とつくづく思う!)。これがなんともいい感じ。けれども、カウンターがいっぱいで偶然、キッチンの中の席が空いていれば! というタイミングでしか座れないんです。それもまたワクワクで楽しみな「リリハベーカリー本店」。このゆるやかさをまず体感してこそ、「あぁ、ハワイ! 帰ってきた~」と思えるんですよね。
Jack's

「ジャックス」は、カハラ地区を抜け、やや西へと向かったアイナハイナショッピングセンター内にある、1964年から続く老舗のローカル朝ごはん屋さん。ここもいつも並ばなくちゃ入れない人気店ですが、このもっちりしたパンケーキとサクサクのビスケットが食べたくて、やっぱりハワイ到着からそんなに日が経たないうちに訪れちゃう。こういうノスタルジックな雰囲気のところに無性に惹かれるんですよね~。
Kapiolani Coffee Shop

空港からトランクを車に積んだまま寄ることもある、空港からほど近いアイエア地区の「カピオラニ・コーヒー・ショップ」。パールリッジ・ショッピングセンター近くの、ワイマル・ショッピングセンターというところにあります。かつては近くに中古レコードと古本のお店があったので、そこを訪れると必ずここで小腹を満たすというパターンもありました。

有名なメニューはオックステールスープなのですが、まず私が食べるのは、グリルドチーズ、サイミン、それからマカロニサラダの3つ。それと、ローカルの家族が揃って朝からワイワイ食べている、昔ながらのハワイらしい雰囲気も味わいます。
Sekiya

ハワイと日本をつなぎ、伝える第一人者であるタレントの内野亮さんも、オールドハワイなお店が好きな方。最近、久しぶりに一緒に行ってまた好きになった日本食レストランが「せきや食堂」。

日本食レストランといっても、サイミンもあればハンバーガーもあり、モチ粉チキンやステーキなどもある、いわゆるハワイの食堂です。日系の方だろうなと思う年配の方々が、ボックス席や奥の大勢が集えるシートで、くすくすと楽しそうに笑いながらお互いの近況報告をしている様に癒されます。

ちょっとしょっぱいくらいのサイミンスープにサウダージな内野さんと私。コーヒーを注文したら、なんと湯呑みに入ってきました(笑)。ハワイ~~~!!! Yeah!!
photo:赤澤かおり
Profile
赤澤かおり
料理と旅(主にハワイ)、暮らしまわりのことを中心に執筆・編集を行う。ハワイ歴30年以上。『THIS IS GUIDE BOOK IN HAWAII』『Travel Hawaii』(ともに主婦と生活社)、『Hawaii note ハワイ手帖』(KADOKAWA)など、ハワイにまつわる著書、共著多数。近著に『人生にはいつも料理本があった』(筑摩書房)、編著に『いざ、豊島屋』(KADOKAWA)がある。今年、Mr.Hawaiiことタレントの内野亮氏との10年ぶりの共著『DA HAWAII ハワイ原点回帰』(KADOKAWA)を発売。
Instagram「@kaoriakazawa.akalohasunny」
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『暮らしのおへそ』『大人になったら、着たい服』などのムックや書籍を制作する編集部が運営しています。




























