パリの工房から。伝統の技法と“形”にこだわって作られる個性豊かな「La Soufflerie(ラ スフルリー)」のグラスたち

～ FESTINA LENTE（フェスティーナ レンテ）より　vol.26 ～

「La Soufflerie」はアーティストのSebastien(セバスチャン)がデザインを手がける、手吹きグラスのブランドです。

彼の作品は、パリにある家族経営の小さな工房で製作されています。

オリジナルデザインの他に、フランスで昔から愛用されてきた陶器などの“形”に着目し、その素材をガラスに置き換えるというユニークなコレクションを幅広く展開。

リサイクルガラスから生まれる、美しいブルーグリーン。

自然にできた気泡は、気取らず、ナチュラルそのもの。まるで素材の持つありのままの姿を優しく肯定するかのよう。
作品ひとつひとつの個体差は、まさに全てが１点もの。
どこか気さくで、親しみやすい佇まいも魅力のひとつです。

ある日、「La Soufflerie」のスタッフから、Instagramのメッセージに、こんなコメントが届きました。
＂いつも素敵な写真をありがとう。ところで、HPの取り扱い店舗一覧に、あなたのSHOPを載せてもいい？＂

どうやら気さくで気取らないのは、作品だけではないようです。
彼らのHP上、＂FIND US＂には、当店の情報が掲載されています。ぜひご覧ください。

吹きガラスの伝統的な技術と芸術性を守りながら、オリジナルを作り出す、「La Soufflerie」の美しいグラスのお話でした。

文・写真/Kasai Shiki

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