山椒の刺激がたまらない! 「ごぼうと牛肉の山椒炒め」レシピ
市瀬悦子さん『ラクちんおかず作りおき200』より vol.1
大人気の“作りおき”。冷蔵庫に入っていたら、毎日のごはんやお弁当作りに、とっても便利ですよね。ただ、平日はもちろん、休日だって、「作りおきおかずを作る時間がない」「そんなにがんばれない」という声もよく聞きます。そこで、切るだけ、和えるだけ、漬けるだけ…など、究極にシンプルなレシピが評判の市瀬悦子著『ラクちんおかずつくりおき200』の中から、撮影スタッフがはまってしまい、繰り返し作っているおすすめ料理をご紹介します。どれも、無理せず気楽に作れるものばかり。ぜひ、お試しください。
:::::::::::::::::::::::::::::::
初回の今日は、『ラクちんおかず作りおき200』の著者で、テレビや雑誌で活躍中の料理研究家・市瀬悦子さんのおすすめを。
「我が家では、多めに買った野菜を使ってひとつ、箸休めの漬けものをひとつ、万能だれを2~3種類びん詰めに、といった具合に、ささっと作りおきをしています。山盛りの保存容器が冷蔵庫に詰まっていることはないけれど、ほんの少しあるだけでもこれが本当に助かります。この本ではたっぷり200品のレシピを紹介しています。このなかから、毎日のごはん作りをサポートしてくれるようなお気に入りを見つけてもらえたらうれしいです。」
我が家の定番! 忙しいときは、これと具だくさんみそ汁で済ませたっていい、って気持ちになるぐらい、頼れるおかずです。(市瀬さん)
ごぼうと牛肉の山椒炒め
【材料】2~3人分
ごぼう…大1本(200g)
牛切り落とし肉…150g
実山椒の佃煮…大さじ2
サラダ油…大さじ1
A・酒、みりん…各大さじ2
・しょうゆ…大さじ1と1/2
・砂糖…小さじ1
【作り方】
1. ごぼうは皮をこそげ、ピーラーでささがきにする。
2. フライパンにサラダ油を熱し、①を炒める。しんなりとしたら牛肉を加えて炒め合わせ、肉の色が変わったら実山椒の佃煮、Aを加えて汁けがなくなるまで炒める。
※保存 冷蔵約5日間
Photo:澤木央子
Profile
市瀬悦子
料理研究家、フードコーディネーター。大学卒業後に食品メーカーで勤務したのち、料理の世界へ。多くの料理研究家のアシスタントを経て独立。『おいしくて、作りやすい家庭料理』をモットーにしたレシピが、簡単で分かりやすいと大好評! 書籍、雑誌、テレビなどで数多くのレシピを提案し、幅広く活躍している。『一番わかりやすい きほんの料理と献立』(日本文芸社刊)など、著書も多数。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。