リネンワンピースでホームパーティ
夏を楽しむおしゃれ 1 室内編(板倉直子さんのかしこい衣服計画vol.9)
3か月ぶりにこんにちは! 7月の「季節のおしゃれ」を担当します、セレクトショップ「ダジャ」の板倉直子です。私が日々のおしゃれをする上で一番大切にしていることは「季節感を取り入れる」ということ。今月は「夏を楽しむおしゃれ」をお伝えします。
時には外出着だけでなく来客時など、室内で何を着ようかと悩むこともありますよね。例えば気の置けない友人たちを招いてホームパーティをするとき。
シャツとパンツにエプロンだとちょっと暑くて堅苦しいし、Tシャツだとラフ過ぎる。そんな時、一枚でサラリと着られ動きやすいロングワンピースは、夏のホームパーティのホスト役にぴったりです。
洗い晒しで着られるリネン素材のVネックワンピース。ダークブラウンは大人っぽくて華やかな印象に。
ティータイムは、アイスティーと丸ごとのスイカでおもてなし。
リネンのロングワンピースは足さばきも良く、とても動きやすい。何より嬉しいのはどの向きから見てもラインが綺麗に見えるところ。
肌が見えすぎない肩のデザイン。カーディガンなどを羽織らなくても、一枚で着易いです。アールグレーのアイスティーはボデガグラスに淹れ、カゴのトレーで見た目にも涼しく、夏のおもてなし。
直線的なAラインは体のラインが出過ぎず、程よいリラックス感もあり涼し気。足もとはロングワンピースのバランスに合わせてオペラミュール。
夏に私たちが着たいと思うワンピースを、「Le minor」と一緒に作りました。デコルテのV開きと肩のラインが、大人っぽさの中にリラックスした雰囲気を醸し出します。ダークブラウンの色味は特にこだわり抜き、理想通りの色に染めていただきました。
それではエプロンを付けて、スイカを切り分けます。島根のお隣、鳥取県大栄町はスイカの名産地。ずっしりとした大玉のスイカは、甘くて美味しい予感♪
ワンピースに合わせるエプロンも、コーデの見せ所。ダークブラウンに相性の良いブルーヘリンボーンのリネンエプロンを合わせて。
さてさてスイカを切り分けると、中からこんなスマイルが! スイカがにっこり笑っていました♪ 種で目をつけてみましたよ。
色違いのブラックリネンのワンピースに着替えて。スイカの赤とワンピースの黒、コントラストが映える色合わせ。メニューから考える洋服の色選びも楽しいのでは。
色違いのブラックは、ぐっとシックなイメージ。
背中はボタン開きになっており、着脱も楽。一枚でコーディネートが完結するワンピース。シンプルで美しいデザインは、旅行やランチなどにも活躍しそうです。
掲載しているアイテムは、7/12(水)よりDajaのお店とオンラインストアで発売いたします。
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リネンVネックロングワンピース「Le minor」¥20,000+tax
リネンエプロン「LINEN & DÉCOR 」¥7,400+tax
オペラミュール「Pertini」¥25,000+tax
Profile
板倉直子
島根県松江市のセレクトショップ「Daja」ディレクター。トラディショナルをベースに自分らしい着こなしを提案している。著書に『大人のための かしこい衣服計画』(主婦と生活社)。この連載では、1月、4月、7月、10月の毎週日曜日に登場予定。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。