徳島編vol.5　暮らしに寄り添うアイテムが揃う「Plain Table（プレーンテーブル）」

～「ウタノタネ」森香菜子さん～

←徳島編vol.4はこちらから

・・・・・・・・・・・・・

photo&text：森香菜子（utanotane/KIGIPRESS）

「カリモク60」の家具や器、洋服など、暮らしに寄り添うアイテムを取り揃えた「Plain Table（プレーンテーブル）」。小さな木陰をくぐって向かう入り口にいつもわくわくさせられます。

もともと木工所だった大きな倉庫を改装した店舗は2階建て。1階には「カリモク60」の家具をはじめ、作家さんの器やカトラリーが。2階にはレディースの日常着やアクセサリーなどが並んでいます。

1階で出迎えてくれるのがオーナーの藤川博文さん。「Plain Table」は、「カリモク」の営業マンだった藤川さんが「シンプルでずっと使えるものを提案していきたい」との想いでオープンしたお店。2017年で13年目を迎えました。

「自分も年を重ねるごとに選ぶものが変わっていくけれど、気持ちは変わらないように」と藤川さん。松徳硝子のうすはりシリーズや徳島の神山工房がつくる陶器など、開店当初から変わらず取り扱っているものに加えて、陶磁器、ガラス、木工、金属など、全国各地からさまざまな作家のものを集めています。どれをとっても穏やかな佇まいで、そっと食卓に馴染みそうなものばかり。

「カリモク60」は、デザインの良さや信頼できるものづくりはもちろんのこと、アフターケアもしっかりしているのが特徴。「修理をしながら長く使ってもらえる家具なので、親子代々で買い揃えてくださるご家族もいるんですよ」と藤川さん。

2階にあがる時もまたわくわくします。

2階では、スタッフの山崎恵子さんが出迎えてくれます。
山崎さんがセレクトするのは、天然素材などを使った着心地の良い日常着、作家さんがつくるアクセサリーやバッグなどの小物など。

シンプルでゆったりと着れる普段の洋服たちは、毎日大活躍しそう。

ため息が出るほど素敵なディスプレイも、足を運びたくなる理由のひとつ。

「まっすぐな想いを持ってものづくりをしている作家さんと付き合っていけたら」と二人は口を揃えます。

シンプルでまっすぐな、衣食住のものづくりが詰まったお店。穏やかな雰囲気の藤川さんと山崎さんとも、ぜひお話を楽しんでみてください。

→その他の【徳島編】はこちらから　　

←連載「地元おしゃれさんが 案内する 小さな旅」はこちらから

【神戸編】　【大阪編】　【京都編】　【名古屋編】　【弘前編】　【福岡編】　【愛媛編】　【那須編】　【香川編】　【熊本編】　【岡山編】　【高知編】　【倉敷編】　【沖縄編】　【徳島編】　【桐生編】　【大分編】