ヒノキの香り溢れる「more trees(モア トゥリーズ)」の組み立て式スツール

今日のひとしな
2017.11.15

~designshop(デザインショップ)より vol.15 ~


今日は、岐阜県のヒノキの無垢材を使用し、地元の職人によって一つひとつ手作業で作られたスツールをご紹介します。部屋に置いてあると、ふわっとヒノキの良い香りが漂ってきます。

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このスツールは、音楽家の坂本龍一氏が代表を務める森林保全団体「more trees(モア トゥリーズ)」の10周年を記念して、プロダクトデザイナーのジャスパー・モリソン氏と熊野亘(くまのわたる)氏がデザインしたもの。どんな人にも使いやすいシンプルなデザインで、使う用途が広がります。

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サイズは「シングル」「ダブル」「ロング」の3種類。こちらは一番小さい「シングル」です。

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「ダブル」は、シングルのスツールを2つ合わせたような形。サイドテーブルにしてもよさそうです。

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一番大きい「ロング」。ベンチのように使えます。

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「designshop」でも使ってみたところ、座面が少しV字型になっているので、その溝にちょうどショップカードを挟んでみたら良い感じに。スツールとしてだけではなく、玄関先や何かイベントの際に置き台として使うのにも重宝しそうです。

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ジャスパー・モリソン氏デザインの「アンドーズグラス」を合わせてみました。V字型にはなっていますが緩やかな傾斜なので、飲み物などグラスを置くこともできますよ。

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このスツール、作り手と使い手を「つなぐ」ことを一つのコンセプトに、使う人が最後の組み立てや仕上げをするという仕様になっています。組み立てたり、お好きな塗装をしたりと、ちょっと手間をかけることでより愛着を持って長くお使いいただけるのではと思います。

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実は発売前に、「モア トゥリーズ」の方が「designshop」の店内で“スツールがあるシーン”を撮影するという機会がありました。これは、そのときに撮られた写真です。最初からここにあったかのように馴染んでいますが、お店のどこに置いてもさまになるのです。撮影が終わる頃には、スタッフ全員が自分が買うことを想定して、サイズや座り心地を試していました(笑)。みなさんも良かったら座りに来てください。

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また、価格面も抑えられていて購入しやすいのも「作り手と使い手を“つなぐ”」というコンセプトに合っているなあと思います。購入金額の一部は「モア トゥリーズ」の森林保全活動に活用されます。

たくさんの人とつながり、森と人をつなぐ、そういう穏やかな思いで作られているものを使うのは、気持ちがいいなと思います。さらに無垢のヒノキのやさしい触り心地、爽やかな香り……、本当に全てにおいて気持ちいいスツールです。


写真(1、5、6枚目以外):尾鷲陽介
文:杉江厚子

more trees| STOOL(シングル/ダブル/ロング)

 

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designshop(デザインショップ)

シンプルライフ、クオリティライフにふさわしい、流行に左右されず末永く使える優れた商品を発信するショップ。「今日のひとしな」コラム執筆は、オーナーの森 博さん、店長の鹿野幸祐さん、広報の杉江厚子さんをはじめとするスタッフのみなさん。

 

東京都港区南麻布2-1-17 白ビル1階
03-5791-9790
営業時間:11:00~19:00
定休日:土、日、祝日
http://www.designshop-jp.com

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