冬から春へ。カシミヤタートルの着まわし術
冬から春へのバトン1(板倉直子さんのかしこい衣服計画)
島根県松江市でセレクトショップ「Daja(ダジャ)」を営んでいる板倉直子です。
今年も季節ごとに自分なりの「おしゃれ」をご紹介していきたいと思います。
1月は22(月)~26(金)まで5日間連続で連載いたします。
1月の終わりから2月にかけては一年の中で最も寒い時季。
私の住む島根県松江市は、冬の間はグレーの空が広がり寒い日が続きます。
山陰では「冬疲れ」という言葉があるくらい冬が長く、太陽と春の訪れが待ち遠しいころです。
さて、着こなしも暖かさをキープしながら少しずつ春へとシフトしていきましょう。
今週はスコットランドの「Macalastair(マカラスター)」のカシミヤタートルを使って毎日違う着こなしをご紹介します。
マカラスターのローゲージカシミヤニットに合わせたのは、ウールリネン素材の軽やかなロングスカート。
ボトムが軽くなると、もうそれだけで春らしさが漂います。
でも冷えは禁物!
スカートのインは、こんな感じで防寒を。
「joha(ヨハ)」のレギンスはメリノウール素材、「LUCKY SOCKS」のソックスはオーガニックコットンにヤクのウールが10%入っていて、とても暖かいんです♪
ニットとスカートのシンプルコーデにパールの白を足してみる。
顔まわりが白の効果でワントーン明るくなる気がします。
全体でみるとこんな感じ。
一割ほどの白が上品な華やかさを与えてくれます。
更にスカートを色違いのアイボリーにチェンジしてみる。
優しい乳白色は春の訪れを告げるよう。
ニットのインには、やはりヨハのメリノウール素材のロンTを。
暖かく通気性に優れておりしかも体を締め付けない、とても暖かなロンT。
これを着ていると自然と笑顔になるくらい着心地が良いのです。
スカートの色に合わせて足元の着こなしも変えてみる。
アイボリーのスカートが映えるよう、レギンスをソックスの上に。
小さな部分を工夫することで、着こなしもぐっと楽しくなりますね。
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カシミヤタートルニット
「Macalastair」
¥48,000+tax
ギャザースカート
「soil」
¥18,000+tax
コットンパールノンホールピアス
「octave」
¥2,600+tax
コットンパールネックレス
「octave」
¥9,000+tax
メリノウールクルーネックカットソー
「joha」
¥6,800+tax
メリノウールレギンス
「joha」
¥6,800+tax
靴(私物)
Profile
板倉直子
島根県松江市のセレクトショップ「Daja」ディレクター。トラディショナルをベースに自分らしい着こなしを提案している。著書に『大人のための かしこい衣服計画』(主婦と生活社)。この連載では、1月、4月、7月、10月に1週間特集として登場予定。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。