カジュアルに、ひとさじの女らしさを vol.2

大人になったら、着たい服
2016.03.22

カジュアルなスタイルにも、大人のおしゃれの隠し味として、どこかに上品さや、女性らしさを加えたい……。着こなし上手なみなさんに、その、ほんの少しのさじ加減を教えてもらいました。

vol.1は、こちらから

 

♯4

シルエット、ボリューム……

決めすぎない大人っぽさを

「ヒロミ ツヨシ」デザイナー

津吉裕美さん

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「正統派すぎず、ちょっとくずしたバランスが好き」という津吉さん。とはいえ、年相応のちょうどいい“くずし加減”はなかなか難しいもの。

「カジュアルなスタイルには、シルエットのきれいなパンツをよく取り入れます。それだけでもサマになるから、大人の女性としての品が出るんです」

小物なら、大判ストール。中でもカシミアの「ダニエラ グレジス」がお気に入り。

「さっとかけたときの自然なドレープが、パンツスタイルも女性らしくまとめてくれます」

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♯5

トラッドに女らしさを添える

ワンポイント小物 

「ダジャ」ディレクター

板倉直子さん

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デニムにタートルニット、そこにトレンチをはおって、マフラーをひと巻き。そんなトラッドな着こなしが定番だという板倉さん。

「カジュアルなデニムや太いパンツには、細いベルトや華奢な靴、王道の白のオックスフォードシャツには、光沢のあるシルクスカーフ……。小物で女性らしさを醸し出すのが私なりの法則。上質な素材、クラシカルなデザインのものを選びます」

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『大人になったら、着たい服 '15-'16秋冬』より抜粋

photo : 和田直美 text : 坂本祥子

 

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