同じ服でも違う着こなし! 「アナベル」伊佐さんの“自分に似合うおしゃれ”
当Webの連載「おしゃれ暦」でも人気を博している、横浜のセレクトショップ「アナベル」店主の伊佐洋平さん。『ナチュリラ』春号vol.41では同じ服を二人のモデルさんが違うイメージで着こなすスタイリングを提案してくださっていますよ~。
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「店で接客していると、『きれいめなベーシック派』『個性的なカジュアル派』というふうに、まったく違うタイプのお客さまでも、どちらにもしっくりなじむ服があると感じることが最近増えていて」と伊佐さん。どんな服を選べば、着こなし方や小物合わせで表情が変えられるのでしょう?
「ワンピースならウエストリボンの締め具合で、シャツなら裾を出すか出さないかで、着こなし方によってその人らしいシルエットがつくれるもの。そして、シンプルでありながらシンプルすぎないカッティングや素材使いで“ほんのひとクセ”を感じさせるものでしょうか」
たとえば、こちらのニュアンスカラーのブラウス。オーガニックの超長綿を使った、しっとりと心地いい素材感。ほどよい女性らしさを感じさせるパターンも秀逸。「ゴーシュ」のもの。
こちらを、個性も好みも違う二人が着るには、それぞれに合ったコントラストをつけて着るのがポイント。
シンプルできれいめなカジュアルスタイルが好きなアクセサリー作家・水野さんは、ブラウスのスモーキーなオレンジ色の美しさを際立たせるため、紺色のテーパードパンツを選んで色合わせにメリハリを。
一方、伊佐さんの妻で「アナベル」ブログや当Web連載でのモデルとしておなじみの奈々さんは、ちょっと個性的なアイテムや着こなしが好み。シンプルな組み合わせにも何かひと技を加えたくなるタイプ。
キルティングのジャケット+白パンツという軽さを前面に出した春らしい組み合わせに、ブラウスはインナーとして華を添える役割に。ブラウスはウエストインすると、水野さんの着こなしとはまた違った印象。
photo:枦木 功 text:田中のり子 model:水野久美子 伊佐奈々 『ナチュリラ』2018春号vol.41より抜粋
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