魚沼や仁多に負けない!?美味しいお米「出雲 神結米(いずも かみむすびまい)」

今日のひとしな
2018.04.28

~ 「群言堂」 vol.28 ~


「群言堂 石見銀山本店カフェ」や西荻窪の「Re:gendo(リゲンドウ)」では人気メニューの一つのおむすび。他郷阿部家では夕食のメインディッシュとして、一つひとつ想いを込めて手で結んでいます。おむすびはシンプルな食べ物だけに、味の決め手はお米そのもの。

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私たちが使うお米は、島根県出雲市結地区の「出雲 神結米」。地元では美味しいと評判がありながら冷蔵施設や販路などの課題から、ずっと近隣産地のお米と混ぜて販売されていました。「群言堂」と親交の深い地元の方から「なんとかしてあげたいが『群言堂』で使ってみないか」という提案を受けたのが、お付き合いの始まりでした。

総務副部長の石倉さんは米穀店に勤務。奥様の実家のある結地区に帰る度、食べるご飯が美味しいので気になり、食味値を測ってみると、90点を超える数値が出たのでした(通常はかなり良くても80点台後半くらい)。「出雲 神結米は魚沼産コシヒカリや仁多米に匹敵する、あるいはそれ以上に美味しいお米だと思います」(石倉さん)

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産地である結地区は、およそ1300年前の書物『出雲国風土記』にも出てくる土地です。「むすび」の「むす」には「産する・生ずる」という意味、「び」には「不思議な神の力」という意味があるそう。神道における重要な観念である「産霊(むすひ)」は万物を生み発展させる働きのことなのだといいます。結地区は、神の力によって自然や産物に恵まれた土地であることを示していると言えるでしょう。

「昔から結地区は粘土質の土壌で、標高が少し高いため適度な寒暖差があり、また仏経山からの水にも恵まれて、お米の生育に適した良い環境がありました」と語るのは結地区営農組合総務部長の佐藤文男さん。美味しさの理由は結地区の土地柄にもありますが、生産者の工夫も大きな理由です。

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①低農薬・低化学肥料で栽培!
農薬は田植え時に最低限使用するのみ。肥料をたくさん使えば収穫量が増えますが、食味にこだわるため、あまり使わないようにしています。

②食味にこだわって収穫時期は早めに!
稲の刈り取りを早めにしています。収量は減りますが、一番美味しい時期を見極めて収穫をすることにより、栄養分が多く、食味の良いお米になります。

③お米の乾燥、籾摺り、選別などをすべて自分たちで実施!
乾燥は天日干しに近くなるよう調整し、低温でゆっくり行い、籾摺りや選別といった作業も自分たちの手で責任をもって行い、品質を保持しています。

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現在このお米を食べることができるのは、群言堂のお買い物で貯めていただく「里山からの贈りもの」ポイントギフトの交換。そして群言堂 石見銀山本店カフェ、他郷阿部家、そして東京・西荻窪のRe:gendoのお食事です。その美味しさを味わいにぜひお越しください。スタッフ一同心よりお待ちしています。


担当:ホソヤマ


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群言堂

株式会社 石見銀山生活文化研究所が展開する衣料品・生活雑貨ブランド。 古きよきものから本質を学び、時代に合った新しいものを創る ──「復古創新」をテーマに古民家を再生した本店には、服や生活雑貨を扱うショップのほか、ギャラリーやカフェも併設。「今日のひとしな」は、スタッフの皆さんがリレー形式で執筆。
https://www.gungendo.co.jp/

 

群言堂 石見銀山本店
TEL:0854-89-0077
島根県大田市大森町ハ183
営業時間:10:00~18:00
定休日:祝日を除く水曜日、年末年始および臨時休あり

 

群言堂 丸の内店
TEL:03-6206-3432
東京都千代田区丸の内2-7-2
JPタワーKITTE丸の内 2F
営業時間:11:00~21:00 日・祝11:00~20:00(祝日前は21:00)

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