神戸編 vol.10 ときどきオープン。いろんな人とつくる「manon」 ~元「マノン」スタッフ粟田美月さん
地元おしゃれさんが自分の住む街の、とっておきのお店を案内してくれる連載「地元のおしゃれさんが案内する小さな旅」企画。神戸編のナビゲーターは、『ナチュリラ』創刊号に登場するや「かわいいあの子は誰?!」と話題になった、兵庫・西宮の雑貨店「マノン」の元スタッフ粟田美月さんです。今回の連載では、ときどきオープンする地元の方でも知る人ぞ知る、隠れ家的ショップをご紹介しています。最終回は、粟田さんが以前勤めていたあのお店!
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photo&text:粟田美月
阪急神戸線・西宮北口にある手芸屋さん「ニテ」の姉妹店「マノン」は、阪急今津線・甲東園駅から歩いて8分ほど。昨年、長年親しまれた西宮北口の店舗からこちらのペパーミント色の三角小屋にお引越しました。小さなお庭やデッキ、大きな窓がたくさんがある一軒家です。
オーナーのあいこさんが、ときどきオープンという形態に変えたのは「オープンして10年経ち、違ったスタイルでもいいのかなと思うようになって。これからは自分の気持ちに合った、本当にやりたいことをやりたいときにしよう。そのつどオープンのためにお店をつくるのもアリかなぁと」という思いから。10年目を迎えて新しい出発をした、これからのマノンが楽しみで仕方ないという、ワクワク顔で話してくれました。
ときどきオープンになって初めてのイベントは、クリスマスに合わせた去年の12月下旬、ペインターmumuさんとの企画展でした。mumuさんの絵の展示とクリスマスやmumuさんの絵に合うマノンの雑貨をセレクト、店内は少し大人っぽい雰囲気に。
イヴには、喫茶コーナーを作ったり、夜はクリスマスミュージックをかけたり、夜遅くまで盛り上がったそうです。
最終日には、マノンのガレージで、vol.8でご紹介したカレー屋さん「nanaicafe」のスープやマフィン、温かい飲み物を戴きながら(屋台風なのがかわいい!)、mumuさんセレクトのアフタヌーンミュージックを楽しめる時間もありました。
今年になってからは、spacemothのスタッフでもあるイラストレーターの小西彩水さんとおいしいおやつのレモンと実験さんのヴァレンタインのマノンが。このときは、ヴァレンタインにぴったりのマノンの雑貨も並びました。そして、5月27日からの三日間、Maholoさんと「IN THE WORKS」のefuca.さんとのイベントも企画中。いろんな人と一緒に、そのときどきで一から作る「マノン」。オープンする度に、いつも違う表情を見せてくれるお店に生まれ変わりました。卒業した私も通うのがとっても楽しみ! お手伝いに行く日もあると思うので、ぜひみなさん遊びにいらしてくださいね。お待ちしています。
かわいい雑貨がひしめき合っているのは変わらずです!
ちなみに「マノン」のお隣にある「カランセ」はあいこさんのご主人のお店。「マノン」とはまた一味違う素敵な空間が広がっています。オリジナルの家具や古い家具を販売。
月に1度(毎月第3火曜日)お花を販売する日もあり、ぜひ「マノン」のオープンと合わせて訪れてみては?
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