内田彩仍さん新刊 秘密のロケ地
いよいよ来週発売される内田彩仍さんの新刊「いとおしむ暮らし」。今日は、この本の撮影でお世話になったロケ地をご紹介しますね。今回、内田さんの着こなしの写真を、どこで撮影したかというと……
なんと、北九州市立美術館です! 世界的な建築家・磯崎新氏が設計した、とても格好いいこちらの美術館を、休館日に丸一日お借りして撮影しました。昨年、大規模な改修を終え、さらにキリッと美しくリニューアルした美術館は、本当に本当に素敵でした。
とても広いこちらのロビーは、3層吹き抜け。上の階から見下ろすと、ふんだんに使われた大理石がなんとも言えず大迫力です。お客さんはもちろん、スタッフの方々もいないガラーンとしたロビーは、休館日にしか見られないちょっぴり特別な光景でした。
ロビーがある本館からアネックスへ続く渡り廊下は、人気映画のロケ地にもなったそうですよ。我々も、その映画に負けじと(?)、こちらで内田さんの素敵な後ろ姿を撮影しましたー。
こちらは、アネックスに入ったところ。水盤のあるアトリウムです。まるで、違う時代のどこか遠い国の建物に迷い込んだかのような、不思議な空気が漂う空間。カメラマンさんが、せっせと機材を運んで準備中です。
いよいよ撮影開始! あれ? こんな素敵な空間なのに、床を撮っているような? ……すいません、撮影するものが多くて。本では、内田さんのお姿だけでなく、様々なカットが必要なのです(笑)。
そしてこちらは、本館に併設されているカフェ「cafe Musee」。高台から見下ろす山の緑や街の景色は最高です!
晴れた日も気持ちよさそうですが、こんなふうに霧のかかる風景もいいものですね。いつも、このカウンターから席が埋まるそうですよ。
……と、そんな特等席を横目に見つつ、我々が陣取ったのは、反対側にあるテーブル席。こちらは木々がうっそうと茂っていて、その圧倒的な緑に囲まれる感じがすごくいいのです。美術館を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
そんなこんなで撮影は無事終了。北九州市立美術館をあとにするときは、なんだかお名残り惜しかったです。おかげさまで、素敵な写真がたくさん撮れました! 仕上がりの写真はぜひ、新刊「いとおしむ暮らし」でご覧くださいね。
Profile
内田彩仍
福岡県在住。夫と愛猫・クリムと暮らす。ていねいな暮らしぶりや素敵な着こなしが注目を集める。主な著書に『季節の暮らしと服支度』がある。10月11日には新刊『いとおしむ暮らし』(ともに主婦と生活社刊)が発売される予定。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。