素材から秋にシフト「KIJIMA TAKAYUKI」のキャップ
~EUREKA FACTORY HEIGHTS より vol.29 ~
日本人として、初のオートクチュールの帽子デザイナーとして活躍した平田暁夫氏に師事を受け、1995年にスタートした「couer(クール)」。
その後、2013年に「KIJIMA TAKAYUKI(キジマ タカユキ)」として独立したのがデザイナーの木島隆幸氏です。創業以来、もう20年以上に渡り、ヘッドウェアのデザインに加えて自らの手で帽子作りを行っています。
そんな帽子好き、洋服好きの間でこのブランドを知らぬ人のいない「KIJIMA TAKAYUKI」から、今回はこちらのウールモッサを使用したキャップをご紹介させて頂きます。
ウールモッサとは、縮絨をかけた生地を起毛させて毛羽を刈り込んで仕上げたもので、優れた保温性がありながらも軽量でソフトなタッチが魅力です。キャップというカジュアルなアイテムでさえも、このブランドのものとなればまた別格。
シャープなシルエットと、仕立ての良さから上品な佇まいが感じられ、ドレススタイルのハズしとしても相性の良いひとしな。私はこの秋、トレンチやステンカラーのコートなど、トラッドな印象のアウターに、あえてこのキャップを合わせたいなと考えています。
ふっくらと毛足の立った見た目からも温かそうなキャップは、コーディネートにプラスする事でグッと秋冬の気分を高めてくれます。
岐阜県岐阜市敷島町6-2-2
TEL:058-213-7709
営業時間:11:00~19:00
定休日:木曜
https://www.eureka-jp.com
Instagram「@eureka_jp」「@eureka_wmns」
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