「暮らしのおへそ」vol27 1月30日発売です!
じゃじゃじゃ〜ん!
「暮らしのおへそ vol27」いよいよ1月30日(水)発売です!
今回の表紙、愛らしいでしょ〜!
可憐なビオラのミニブーケです。
毎回表紙のスタイリングをしてくださっているのがスタイリストの城素穂さん。
今号から城さんに「カバーストーリー」としてエッセイを書いていただくことになりました。
この文章が本当にしみじみ胸に染み入るんです。
ぜひゆっくり読んでみてくださいね。
さて、今号のラインナップは……。
まず巻頭は原田知世さんです。
「自分を枠にはめないようにしたい」と語りながら、
「それは、自分の殻をどんどん破って、という感じとはちょっと違う」と知世さん。
「その時がやってきたら受け取ればいい」と……。
「結果を急ぐのではなく、数年たって初めて『ああ、なるほど』って自分の中で腑に落ちる。そういう時間の使い方ができるようになってきたかなあと思います」
その落ち着きっぷりというか、穏やかさというか、腹の座り方に「ああ、私もジタバタせずにじっくり物事と向き合おう」と思いました。
料理研究家の内田真実さんのおへそは「お茶を飲むこと」。
それは「日常の中にある、非日常を味わうこと」なのだとか。
伊藤まさこさんや光野桃さんなど、最近おしゃれな人たちの間で評判となっているのが「サキ」の服。そのデザイナー、岸山沙代子さんに取材をお願いしました。
愛をもって洋服を手入れする「おへそ」は必見です!
埼玉県幸手市で姉妹でパン屋さんを営むcimaiの大久保真紀子さんと三浦有紀子さん。
お姉さまの真紀子さんは、最近出産したばかり。息子さんと一緒に過ごす1日が何より楽しいそう。
妹さんの有紀子さんは、出産後、家にじっとしていることが辛くて、「できること」を探して活動を始めた方。
全く違う二人が「違い」を認めてともに歩み出す。それぞれの「おへそ」について伺いました。
そして!!
今回の取材でなんとも印象深かったのが、北海道の小さな町工場を営む植松努さん。
もう、植松さんの一言一言に涙し、感動し、目から鱗がボロボロ落ちまくりました。
「人間は必ず失敗します。みんな初めての一回しかない人生を、ぶっつけ本番で生きています。だから失敗はダメじゃないんです。失敗はデータです」。
とにかくじっくりじっくり読んでいただきたいページです。
柳沢小実さんの「おへそ」は、とても合理的。
自分を分析し、ダメなところもいいところもきちんと把握してから「おへそ」を作り出す。
そんなプロセスを教えていただきました。
50歳を目前に、会社員からタイ料理人へ。
そんなスイッチの切り替えをしたアベクミコさん。
簡単なタイ料理も教えていただきました!
いざという時の「おへそ」ってどうしたらいいんだろう?
そんな「そなえ」を「shuo」の星芽生さんと吉田直子さんに教えていただきました。
以前「おへそ」にも出ていただいた樹木希林さんが出演された映画「日日是好日」の原作者、エッセイストの森下典子さん。
「お茶はまず『形』ありき。
先に『形』を作っておいて、
その入れ物に、後から『心』が入るもの」
と教えてくださいました。
そんな「お茶」と向き合う日々は、人生の歩み方にも通じるものでした。
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授の伊藤亜紗さん。
著書「目の見えない人は世界をどう見ているのか」は、伊藤さんが視覚障害者6人にインタビューしたりワークショップや日々のおしゃべりの中から捉えた「世界の別の顔」をまとめたものです。
自分にとっての「当たり前」が他人にとってそうではない。
そんな「違い」に気づいた時に「興奮するんです」と笑う伊藤さん。なぜならそんな違いを面白がれば「世界の別の顔」が見えてくるから。それは、「自分の別の顔」が見えてくる、ということでもあるのです。
主婦であり、母であり、妻である。
そんな自分を大事にしながらも、仕事もしてみたい……。
そんな横瀬千里さんが見つけた「おへそ」とは……。
ご自身の雑貨ブランドを立ち上げ、昨年千葉から山梨へ引っ越し、新たな生活を始めた辺牟木ちさとさん。
「一日一歩、一年歩けばたどりつく」という言葉に、大きく頷きました。
ふ〜。
今回も充実の「おへそ」ぞろいです。
色々な方の色々な「おへそ」を眺めながら、
「自分だったら……」と
それぞれの方が自分の「おへそ」と照らし合わせながら読んでいただけたら嬉しいです。
ぜひ手にとってみて下さいね。
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