【香菜子さん連載】vol.31 初夏の日差し、どんとこい!【後編】

香菜子さんの、日々にピタリなもの
2019.05.15

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強い日差しが気になる始めるこの季節、今回の「日々にピタリなもの」では、香菜子さんに初夏ならではのコーディネートをご紹介いただいています。前編ではUVケア小物と、素足+サンダルのお散歩コーデをお届けしましたが、後編では車で出かけるときのコーデをお披露目!

香菜子さん、車で出かけるとしたら、いつもと着て行く服は変わりますか?

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「服はそこまで変わらないですが、一番の違いは靴! 長時間歩く日はスニーカーやサンダルなど歩きやすい靴が多いですが、車に乗ってドアtoドアで行ける日は、普段なかなか履けないヒール靴に登場してもらうんです」

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なるほど、車の日はいつもよりちょっぴり大人なおしゃれが楽しめるのですね。これくらいのヒールの高さなら運転しにくいっていう心配もなさそうです。左から「HEREU」のエスパドリーユ、「SARTORE」のヒールサンダル、「ナンバートゥエンティワン」のウェッジソールパンプス。

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車に乗っていても紫外線はたっぷり入ってくるので、日焼け止めはもちろんしっかりめに。「イソップ」のボディローションは、SPF50なのに伸びがよくて自然な仕上がりなので、全身に使っているのだそう。

「この夏は、頭皮専用の日焼け止めも買おうと思っています。考えてみたら頭だけは毎年ノーガード状態。夏の終わりに、頭皮が乾燥しているときもあったりして、ちょっと心配になって……」

最近は、ミストタイプなどいろいろ出ているようですね。香菜子さん、いいものが見つかったら、次の連載でぜひ紹介してくださーい。

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「そして、絶対忘れちゃいけないのがサングラス。真夏よりも今の時季のほうが横からの日差しがキツイので、運転中はいつもサングラスをかけています」

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この日選んだのは、「マーク ジェイコブス」のもの。まぶしいのが大の苦手という香菜子さん。大きめのフレームで、しっかり目をガードしています。

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また、車だと荷物の大きさも気にしなくていいので、バッグは大きめのものを。そしてここに必ず入れているのは、のどが渇いたときのためのドリンク。

「電車や歩く日なら、いつでもコンビニや自動販売機でドリンクを買えますが、車だとすぐ気軽に停められるわけではないから、家から1つは持っていくようにしています。熱中病にも注意しないといけないですしね」

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ちなみに、香菜子さんのワードローブに、今年、新加入したかごバッグはこの2つ。左は「スティーブンアラン」のかごバッグ、右は「カーフ トゥループ」のもので、どちらもやや小さめ。

「夏はシンプルな着こなしが多いので、何か足りないなっていうときに、かごバッグを持つと雰囲気が出るんです。ただ、ふんわりした服に合わせると、全体がほっこりコーデになってしまうので、そこは気をつけています」

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そしてラストは、初夏らしいフレグランスたちをご紹介。手前と奥左はともに「コムデギャルソン」のもので、グリーン系にハーブをプラスした香りと、ドライでさわやかな香り。

中央奥は、香菜子さんが主宰するプロダクトブランド「HOTEL VILHELMS」が、「YORK.」の山藤陽子さんとコラボしたボタニカルアロマミスト。ルームスプレーやリネンスプレーとしても使える、すっきりとした香りです。

右は “香りデザイナー”である杏嘉子さんにセレクトしてもらった「DAWN Perfume」。「香りは、使う人が本来持つ香りと合わさることを考えて選ぶのがいいのだそうです。杏さんによるカウンセリングで、私自身は甘めの香りだという診断をしてもらい、相性のいい、ややスパイシーなものを選んでもらいました」
ほおおおおー。香りひとつとっても奥が深いですねえ。

暑―くなる前の、気持ちのいいこの季節ならではの着こなし、香菜子さんを見習って、目いっぱい楽しみたいですね(しつこいようですが、紫外線にはご注意を~!)。

→香菜子さんのその他の記事はこちらから

Profile

香菜子

Kanako

モデル、イラストレーターとして活躍する傍ら、ホテル備品をイメージしたプロダクトブランド「ヴィルヘルムス」を主宰。著書『香菜子さんの服えらび。』(主婦と生活社刊)も好評発売中。
https://vilhelms.thebase.in/
Instagram「@hotelvilhelms

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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