美しい手仕事、インドのカンタ
今日のひとしな
2019.07.12
~「haku+」より vol.12 ~
人の手で丁寧に作られたものは美しい。
歴史を感じられる、人の手から生まれた、温かみのあるものに惹かれます。今日ご紹介するカンタもそのひとつ。「カンタ」とは「刺す」という意味。パキスタンやインド、バングラディシュなど、様々な地域で作られています。
使い古して着ることができなくなってしまった、サリーやドーティなどの民族衣装を数枚縫い合わせて一枚の布にしたもの。敷物や布団、赤ちゃんのおくるみなど、様々な用途で活躍しています。
つぎはぎされた部分やステッチの色なども様々。古いものはすべて一点もの! 見つけた時に買わないと、もう二度と出会えないのです。
ピンクのステッチにズキュンときたカンタ。ひとめぼれしてくださった方のもとに旅立っていきました。
これは最近見つけたもの。白いカンタはあまり見ないので、見つけるとついつい買ってしまいます。白×ブルーがさわやかで、これからの季節によさそうです。
こちらはインディゴ染めをしたもの。
使っているうちに色が落ちてくるので、経年変化を楽しめるのもまた楽しいです。カンタは、見つけた時に仕入れてくるので、不定期な入荷になります。
お店の中での出会いを楽しんでいただきたく、あまりSNSには載せたりすることがないので、出会えたらラッキーなアイテムかもしれません。
haku+(ハクプラス)
兵庫県神戸市灘区宮山町2-4-7 サニー六甲3号
TEL: 078-862-8744
営業時間:12:00~19:00
定休日:水曜(不定休あり)
http://hakuplus.jp
Instagram「@hakuplus_」
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