ルーティーン力の鍛え方 Vol.1

暮らしのおへそ
2016.05.25

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おへそチーム。右から、編集部キムラ、中央がディレクターイチダ、左が編集担当ワダ。

ある日「おへそチーム」の編集者キムラが、こんな話を始めました。

「いつも掃除を引き受けてくれていた義母が1か月間、旅行に出かけたんです。そうしたら、あっという間に床には埃がフワフワ、洗面所は髪の毛だらけ。でも、仕事から帰ったらご飯を作って、子供たちを寝かせるだけで精一杯。結局朝5時に起きて掃除を。もうクタクタ〜(笑)」。

 私イチダも、編集担当ワダも、掃除が大の苦手。私は几帳面な連れ合いに任せて、という方法に。ワダは、週末ランニングに出かけ、心と体のテンションが、上がっているうちに、一気に掃除してしまうのだとか。

「何曜日はココ、とスケジュールを決めても、1日できない日があると計画が総崩れになりそう」(イチダ)

「仕事は後回しにできないし、掃除の優先順位が下がるのよね」(ワダ)

 そんな3人が今「そこが知りたい!」と思っているのが、やりたくないけれど、やらなければいけないことを続けるには、どうしたらいいのかってこと。

そこであれこれ話すうちに、じゃあ、私たちが苦手な掃除の本をつくろう!と誕生した本が5月30日に発売の『暮らしを、みがく』なのです。

この本に登場する方は、どんな工夫をしているのでしょう……

 

仕事を持ちながら、3人の子供のお母さんでもあるインテリア&フードスタイリストの江口恵子さんのお掃除術を聞いてみました。

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「優先順位が高い順から手をつけると、仕事、育児、料理、洗濯……となって、つい掃除が後回しになるんですよね」

と語ります。そこで「こうするべき」という考え方をやめて、どうしたら限られた時間内でできるか、という考え方にスイッチしてみたそう。

「掃除は、家を出る前に30分間と時間を区切って、その中でやれる最大限をやろう!と決めました。以前は時間と気持ちに余裕がないと手を出さなかった床の雑巾掛けまで手が回るようになって、自分でもびっくり。『面倒臭い』とか『時間がないからできない』という考え方がなくなりました」

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もっと詳しく知りたい方は『暮らしを、みがく』をご覧ください!

『暮らしのおへそ』vol.21より   text:一田憲子 photo:鍵岡龍門 illustration;小池高弘

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