着心地ラクちん、でもキレイ! な優秀ワンピース

おしゃれさんコーディネート
2019.08.26

【夏の終わりと秋の始まりのおしゃれ①】

8月のおしゃれさんコーディネートを担当させていただく、島根県松江市でセレクトショップ「Daja」を営む板倉直子です。
8月26日(月)から30日(金)まで5日間連続でお伝えいたします。

夏の訪れはワクワクするのに、夏の終わりはなぜだか少しセンチメンタルな気分に。
夏から秋へと変化する気候に合わせて気持ちも少し変化するのでしょうね。
とはいえ猛暑も落ち着き、おしゃれが楽しめる秋の始まりが待ち遠しいこの頃です。

今回はリニューアル工事が終わったばかりの、まだ棚も入っていないダジャの店舗にて撮影しました。
リニューアルオープンは9月7日(土)。
新しいダジャは、少し小さく、そして素敵に生まれ変わる予定です。

 

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「夏の終わりと秋の始まりのおしゃれ」1回目にご紹介するのは「スタンプ&ダイアリー」のぺザントワンピース。

 

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「ぺザント」とはヨーロッパの農民の服装をイメージさせる素朴なスタイルのことで、英語では「農民」の意。
ぺザントスタイルの、バサッとかぶって着られるスモックタイプのワンピースです。

 

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私はよくこのワンピースを着て休みの日に温泉に行くのですが、そんな時にはリラックスできる太目のチノパンを合わせるのが休日の定番コーディネート。

 

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このぺザントワンピースは胸元のスリットから風が通り抜け、湯上りも心地よく過ごせます。
身頃もたっぷりで、楽な着心地です。


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手を広げるとこんな感じ。

 

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動きやすいので、とてもリラックスして着ることが出来ます。

 

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実はこれ、「スタンプ&ダイアリー」さんにお願いしてダジャの為に作っていただいたもの。
着ていて心地よく感じる素材、厚すぎず薄すぎない、そしてシルエットを美しく描く生地を私からリクエストしました。
そして出来上がったのがこちらのワンピースです。
60/1コンパクトヤーンを高密度で織り上げた表面のきれいなコットンタイプライター生地を何度ももみ込むことで表面に細かな凹凸ができ、それが生地に独特の表情を作り、肌触りも良く感じます。
さらに反撥加工も施しているので適度なハリやコシが生まれ、体のシルエットを拾い過ぎず、美しく見せてくれます。

 

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特に気に入っているのはデコルテの細いV開きと、肩周りの細かいギャザー。
着たり脱いだりしやすいのも、温泉に行くときに選ぶ理由の一つです。

 

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後ろにもギャザーがたっぷりで、雰囲気があります。

 

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タイツやソックスを合わせて一枚で着ると、きちんとした雰囲気に着こなすこともできます。

 

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拙著『頑張らないおしゃれ』の中でもこちらのワンピースをご紹介しています。
実はこのワンピースは5~6年前にダジャに入荷して来たとき自分用に買ったもの。
あまりにも気に入って、ずっと着続けています。
「スタンプ&ダイアリー」さんにお会いするたびにワンピースへの愛を語っていましたが、この度、その願いが通じてダジャの為だけに特別に復刻していただきました。

本当は「温泉ワンピース」と名付けたかったのですが、みんなに止められ「ぺザントワンピース」と命名しました(笑)。
これからもずっと続けていきたい、ダジャの新しい定番です。

・・・

ぺザントワンピース
「STAMP AND DIARY」
¥26,000+tax

タンクトップ
「FABRIQUE en planete terre」
¥4,500+tax

ボーイズチノ
「HAND ROOM WOMEN’S」
¥18,000+tax

レースアップシューズ〈DANCE JAZZ〉
「CROWN」
¥10,000+tax

←その他の「Daja(ダジャ)」板倉直子さんの着こなしはこちらから

 

 

Daja(ダジャ)

島根県松江市学園南2-12-5 HOYOパークサイドビル1F
TEL:0852-24-0112
営業時間:11:00~19:00
定休日:火曜日
http://allo-daja.com

 

Profile

板倉直子

Naoko Itakura

島根県松江市のセレクトショップ「Daja」ディレクター。トラディショナルをベースに自分らしい着こなしを提案している。著書『頑張らないおしゃれ』(主婦と生活社)が好評発売中。この連載では、2月、4月、8月、10月に1週間特集として登場予定。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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