次のハワイで行ってみてほしいところ

暮らすように旅する Travel Hawaii
2019.09.10

赤澤かおり的 Hawaii ガイド


アロハ、みなさま。夏の疲れ、出ていませんか? 遊び疲れた人は、幸せな疲れに身を委ねつつ、体を整える秋の始まりを。仕事と暑さに疲れてしまった人は、次のお休みの計画を妄想しながら、終わりゆく残りの夏を満喫してくださいませ。

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そんなわけで今回は、次のハワイ計画に少しお役に立てるかも!?的な、行ってみてほしいところ、してみてほしいこと、見てきてほしいところをお伝えしたいと思います。

①ワイキキ脱出の日をつくる

ワイキキは楽しい! 私も大好き。ですが、ハワイはそれだけではありません。ショッピングも賑やかな街の雰囲気もいいけれど、朝は鳥の声で目覚め、日がな一日プール←→ビーチを行ったり来たり。そして昼寝、夕方早くからバーで軽く一杯。時々読書。なんていう時間はどうですか? 日々の忙しさにかまけてあまりおしゃべりできてなかったダンナ様、あるいは彼氏、あるいは親友との濃いトーク時間もまたこんな時だからこそいいかもしれません。

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そんな時間を叶えてくれるのが、ワイキキから車で15分ほどのカハラ地区にあるホテル「ザ・カハラ ホテル&リゾート」。ホテル前のビーチはこの静けさ。人もまばらで超リラックス~。

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大きめトランクを置いてもまったく問題なしの、広々としたゲストルーム。さすがカハラ。大人ですから、旅のときはこれくらい贅沢にいきたいもんです。窓の外は広がる海。反対側のゲストルームは夜景が美しいマウンテンサイド。最近、こちらも私はお気に入り。

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庭に出れば、イルカも亀も、こんなふうにパクパクと口を開けて話しかけくるお魚さんもいて、和む散歩タイム。これらがワイキキからたったの15分のところにあるんです。次のステイは数日、こんな時間を設けてみてはいかがでしょうか?

THE KAHALA HOTEL&RESORT
https://jp.kahalaresort.com/

 

②船に乗ってみる

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アロハタワーから出るサンセットディナークルーズ船「スター・オブ・ホノルル」。これが、一度乗ったらクセになる楽しさなんです。

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乗船前のフラのお出迎えに始まり、乗船後にはキャプテンによるウェルカムレセプションで、ププ(おつまみ)とスパークリングが。

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船が動き出し、海上から少しずつダイヤモンドヘッドが見えてくる瞬間など、次々にサプライズが押し寄せてくる大人のエンターテインメント感がハンパない! いちいち興奮!

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船内は、ファイブスターやスリースター、カニの食べ放題付きのスターなど、フロアによるコースの選択肢もいろいろ。コース料理が3ヶ月ごとに変わるのは、「スター・オブ・ホノルル」の一番の豪華版・ファイブスターならでは。全7品の春のコースでは、ロブスターやプライムテンダーロインビーフと、とても豪華でした!

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スリースターのディナーは5品。私的に一番気になっているのは、スリースターコースの“アロハ60年”という名のハワイアンフラショー。ファイブスターのフロアがジャズでしっとりしているとき、デッキに出ると、下の階のスリースターのお客さんたちはこのショーでめちゃくちゃ盛り上がっているんです。次は、絶対、スリースターで盛り上がりたい!

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通り雨と同時にワイキキビーチに出現したレインボーでまた盛り上がり、気づけばあっという間にサンセット。金曜ならば、これに「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ」が上げる花火が見られるというスペシャルもありますよ。

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Star of Honolulu
https://www.starofhonolulu.com/

 

③ビーチフラショーを観る

何年前からやっていたかなー? と考えるも思い出せず。気づけば、ワイキキのクヒオビーチにこのビーチフラあり! な存在になっておりました。初めの頃はスタート時間前に砂浜の舞台前を陣取って、ワクワクしながら観たものです。それがいつしか、あー、今日も終わっちゃってた~となり、なかなか観ることも少なくなったとき、ふと通りすがりに聴こえてきた演奏に導かれ、久々にのぞいてみたら……。涙がボロボロ。なんでしょうかね、これ。

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懐かしいハワイと、懐かしい自分と、変わらないハワイと疲れていた自分が一気に押し寄せ、後ろから観ていたにもかかわらず大興奮。あー、私はこういうハワイが好きだったんだよなぁ。新しいハワイとか、本当はどうでもよかったんだって思い出したのでした。流行りのものとかではなく、ハワイに長きにわたり根付いているものを“観る、感じる”時間は大事だなって、しみじみ思いました。

 

④ワークショップに参加する

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レイメーカー・メレアナさんのハクレイのワークショップに初参加。リニューアルオープンして間もない、なにかと話題のホテル「クイーン カピオラニ ホテル」で開催されています。

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色とりどりのハワイの花や葉がこんもり盛られたカゴの中から、好きな素材を自由に編んでいく。できるかなぁ? と心配していたのもつかの間、気付いたときには、結構な長さになっていました。黙々と手を動かし、ハワイの草花と向き合った幸せな時間でした。

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第2、3、4木曜に開催。
16:00~18:00
参加費 $55(宿泊者は$45)1ドリンク付き
予約はホテルのホームページから
https://jp.queenkapiolani.com/

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この日、偶然にも予約していた「クイーン・カピオラニ・ホテル」の部屋がアップグレードされ、なんとペントハウス泊。こんなことってあるんですね~。

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翌朝はラナイにやってきた鳥の声で目覚めるという、ハワイらしい朝。ありがたい時間でした。

 

⑤古き良きハワイに浸る

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一人ハワイの時こそ、古き良きハワイに浸る絶好のチャンス。ワイキキはかつて王族の人たちが避暑地として過ごした場所だけあって、その香りが残る場所があちらこちらに。その代表格はなんといってもこちら「ロイヤル ハワイアン ホテル」。

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太平洋のピンクパレスとして知られるここで、ぜひとも宿泊して欲しいのが、「ヒストリック・ルーム」。ジュニアスイートならこの広さです。

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ベッドルームとリビングルームが別の広々した空間で、本を読んでいると、ワイキキのど真ん中であることが嘘のように静か。

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風が抜ける回廊からワイキキビーチを望む中庭へと続くフロアを少し右に行ったところが、私のお気に入りスポット。時間ができるといつもここへきて、今回の展示を楽しみます。

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ちょうどこの時は、1941年にリバティハウスとマトソンライン(豪華客船の会社)がコラボしたファブリックファッションショーについての展示でした。大好きなハワイアンプリントのことにも関わる展示に大興奮。一人で半日近く過ごしてしまいました。どんなにワイキキに新しいことが起きようとも、どっしりと構え、我が道をゆく「ロイヤルハワイアンホテル」。ここにいると、ほっとします。

The Royal Hawaiian, a Luxury Collection Resort
https://www.royal-hawaiian.jp/

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一人ハワイはご近所ぶらぶら時間も多くなります。そして小腹も空きます。そんな時、頼りになるのが「モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパ」の「ザ・ビーチ・バー」。ちょこっとリニューアルして、海により近くなりました。ここで、頭を空っぽにしてぼーっとするのもまたいい時間なのです。

THE BEACH BAR
https://www.moanasurfrider.jp/beachbar.htm


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Profile

赤澤かおり

Kaori Akazawa

料理と旅、暮らしまわりのことを中心に執筆・編集を行う。ハワイ渡航歴100回以上。『THIS IS GUIDE BOOK IN HAWAII』『Travel Hawaii』(ともに主婦と生活社)など、ハワイにまつわる著書も多数。最新刊は『Hawaii note ハワイ手帖』(KADOKAWA)。
Instagram「@akalohasunny

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