ソックスで楽しむ、色の足元 vol.1
普段はベーシックカラーの着こなしが中心でも、時には、ほんのり軽やかな色を取り入れてみたくなりませんか? ソックスでさりげなくアクセントを添える方法をおしゃれさんに教えていただきました。
photo : 花田 梢 text : 三宅桃子
軽やかな色柄のソックスで
シックな服に遊び心を
「エンリー べグリン」プレス 安藤里奈さん
10年前から大切に履き続けている靴下があったり、気に入ったタイプがあれば何足も買ってストックしていたり。安藤さんは、根っからの“レッグウェア・マニア”。
「『エンリー べグリン』でも扱っている『アンティパスト』は、学生時代から大好きなブランド。『ドレドレ』とともに、なんて素敵なの! と一目惚れして買うことが多くて」
ベーシックカラーの服や靴が多いから、一見派手かな? と思うような色柄でも合わせやすいそう。
「季節を問わず、足元で遊び心を加えるのが好きで。春夏は薄手のコットンやシルク、シースルーなど軽めの素材で取り入れています」
「靴とソックスのコーディネートが決まるとテンションが上がって、フフッてなるんです!」と満面の笑みで語る安藤さん。チャーミングな人柄が、足元にも表れています。
Style1
ガーリーな小花柄を
メンズライクな靴で引き締めて
「マジェスティック」のカットソーに白デニムを合わせた大人カジュアルなスタイルには、靴下でほんのりガーリーな雰囲気をプラス。可憐なマーガレット柄は「アンティパスト」と「エンリー ベグリン」のコラボ。「カチッとした靴で甘さを引き締めるのがルールです」
Style2
さわやかな抜け感をつくる
グリーンの薄手リブソックス
「『アンティパスト』のカーディガンとレディライクなシルエットのスカート。黒×紺の装いがシックになりすぎないよう、ソックスを春色に。「『ドレドレ』のライトグリーンを選びました。上品な透け感のある薄手のリブなので、明るめの色でもしっくりなじみます」
Style3
グレー×ピンクのボーダー柄で
オリジナリティを
デザイン性が高い「アロ」のスニーカーに合わせたのは、「アンティパスト」のボーダーソックス。「服と靴がモノトーンだから、靴下の色柄は選び放題(笑)」。「ドーサ」のペチコートと、ハイカットスニーカーからチラ見せしたグレー×ピンクの配色で、足元に個性を。
Style4
なじみつつ効いてくれるのが
マスタードカラー
履き込んで味の出た「ヴィアリス」のショートブーツによく合わせるというのが「ドレドレ」のマスタードカラーのソックス。「差し色として存在感があるのに、カーキやベージュ、チャコールグレーなど、ニュアンスカラーの服ともなじみがいいので重宝しています」
『ナチュリラ 2016春号』より抜粋
Profile
安藤里奈
イタリアブランド「エンリー べグリン」のプレス。イタリア語で“小さな人”を意味する「オミノ」の刺しゅうがシンボルのレザーグッズが人気。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。