シーンで着分ける大人のコートスタイル

静岡「FUNKADELIC（ファンカデリック）」Vol.15

←Vol.14はこちらから

こんにちは。11月の「おしゃれさんコーディネート」の担当、浜松の「FUNKADELIC（ファンカデリック）」神宮寺です。
こちらの連載も残り2回。やっと楽しむ余裕も出てきました。
何事も経験ですね。

冬将軍という言葉も聞こえ出した11月半ば。
そろそろ本格的な冬のアウターのことも考える時期になりました。

それぞれのライフスタイルや暮らしの様々なシーンによって必要なアウターは違ってきます。

ここ数年人気のワンピースやシャツワンピ、ゆったりシルエットのニットなどの流れ、自分も含め、長年の顧客さまから『年齢も重ねてきたのでカジュアル過ぎない少しいいコートが欲しい。』とのお声も頂いていたこともあり、今シーズンは少しオーバーサイズの着丈の長いウールのアウターなどにもアンテナを張っておりました。
すっぽりと身体を包むロングコートがあると寒い冬のお出かけも安心です。

そんな中、目に止まったアウターを使ったスタイルをご紹介します。

まずは今シーズンから新しくお取り扱いが始まった「Luv our days（ラブアワーデイズ）」のwrap up コートです。

先日入荷してあっという間に完売してしまったイージーパンツと同素材です。
（このパンツも完売してからかなりお問い合わせがあるので来年も出るといいな～と思います。私もヘビロテです。）
ローデンクロスというオーストリアのチロル地方で織られているウールの縮絨素材。
こちらは、100’Sというとても細い高級番手のウール糸で織られているため、とてもしなやかで、とろみがあります。
『カシミヤですか？』店頭で何人かのお客様から言われました。

ラップデザインでとてもゆったりと作られているので、中に着るもののデザインを選びません。
その名の通り包み込まれる安心感があります。
フォーマルなシーンにもきていけるきちんと感も持ち合わせながら、デイリーカジュアルに着崩しても素敵なコートです。
しなやかな素材なのでオーバーサイズでも身体が大きく見えないのも嬉しいポイントです。

ゆったりとしたアームホールで肩周りも楽々、いい抜け感もあります。

コートは真冬の極寒の日以外は前を閉めずにさらっと羽織るのが常ですが、このコートは前を閉めて襟を立てた雰囲気もとてもいいなと思います。

定番のデニムにシンプルなVネックニットの冬のワンツーコーデ。

コンサバになり過ぎないようにニット帽をプラス。
バッグも少し遊びのあるデザインのショルダーを。

首のくしゅくしゅがたまらないニットと。
ほぼ同色のグレートーンも素敵です。

合わせたストレッチチノは程よい丸みがいい存在感を放ち、とても合わせやすく大人気のパンツです。
微起毛で暖かく冬場も出番が多そうです。

ブーツは５年ほど履いている「R.U（アールユー）」のサイドゴアブーツ。
毎年の相棒です。（そろそろ入荷の予定なので次回あたりご紹介できるかなと思っています。）

バッグはアイスグレーの色が素敵な「chiihao（チーハオ）」のコンビニバッグ。
ずっとSSの小さなタイプをご紹介してきましたが、日常により使いやすいこんなサイズもあります。

ネイビーはラフ過ぎない濃いめのデニムと、ネイビーニットのワントーン。（ニットほとんど見えておりませんが）

年末年始のお呼ばれや、忘新年会など。
少しキチンとスタイルも。

「Dhal（ダル）」のポリ縮ワンピで少しキチンとスタイル。
滅多に履かないヒールパンプスとタイツで。

キャメルのコートは先週もちらっとご紹介しました「UNIVERSAL TISSU（ユニヴァーサルティシュ）」のメルトンロングチェスターコート。
柔らかなブラッシュドメルトンを使用したチェスターコートは程よいハリはありつつ重さもなくさっと着られます。
こちらは少し気軽に着られる雰囲気も魅力です。

in には勝手に『最強ニット』と呼んでいる「FACTORY（ファクトリー）」のキャメルのVネックニット。こちらも来週ご紹介予定です。

最後にご紹介するのは昨年から引き続きの「The Loft Labo（ロフトラボ）」のノーカラーダウンコート。

タウンユースを目的としたダウンコートで、「日本の冬」に適した羽毛の量に調節されている為、ダウン特有のもこもこした感じが少なく、すっきりと着られます。
ダウンの身軽さ暖かさはもう本当に…

ノーカラーのすっきりとした感じがスポーティーになり過ぎず大人な雰囲気のダウンです。
ハイネックやタートルニットとのスタイルも良いですし、マフラーやストールなどもすっきりと収まり巻きやすいです◎

寒いのは年々体にこたえますが、この季節ならではのおしゃれ楽しみたいですね！

今回の浜松紹介は、FUNKADELICから車で約10分ほどの『玄米菜食CAFE Bejita（ビジタ）』。

地元の旬の無農薬野菜や昔ながらのシンプルで添加物を使わない調味料にこだわり大切に丁寧に作られたご飯は心までほぐれます。
玄米菜食でもしっかりと味もボリュームもあり大満足なご飯です。

今でこそ浜松にも自然食のお店が増えましたが、ビジタはその走りでした。
畳のスペースやおもちゃもあり小さなお子さんがいる方にも優しいお店です。
ここも友人のお店なのですが、子どもの年齢が近いこともあり、私も子育て中、しょっちゅう息抜きに子連れで来ていました。
気がつけば今は一人くつろぎの時間に。
そんな時間は贅沢ですが、小さかった息子との思い出もたっぷりつまったビジタにいると懐かしさで少し胸がキュッとします。
この日は、お互いの子供達が巣立ちの時期が近づき、なんだか少し感傷的になったりしました。
母達の子離れが大変です、笑。

＜商品クレジット＞

・グレーのコートコーデ・
Loden Wool WRAP UP COAT ¥59,000 +tax / Luv our days
Cuez Watch ¥4,900+tax / Nine Tailor
エアウールVネックプルオーバー ¥15,000+tax / UNIVERSAL SEVEN
5POCKET ANKLE DENIM NEW 3YEAR ¥16,800+tax / ordinary fits
HORSE LEATHER DRAW STRINGS SHOULDER ¥20,000+tax / ARTS AND CRAFTS
ウール/アンゴラロングタートル ¥19,000+tax / Le pivot
Chino Stretch Pants ¥20,000+tax / Veritecoeur
conveni bag S ヌバック ¥19,000+tax / chiihao

・ネイビーのコートコーデ・
Loden Wool WRAP UP COAT ¥59,000 +tax / Luv our days
ラクーンルーズクルー ¥18,000+tax / Le pivot
Stretch denim pants ¥18,000+tax / Veritecoeur
ポリ縮 Zip Onepiece ¥32,000+tax / Dhal
姫路レザーポシェット KNOX ¥13,800+tax / MARINEDAY

・キャメルのコーデ・
ウールベレー帽 ¥7,000+tax / FACTORY
メルトンロングチェスターコート ¥38,500+tax / UNIVERSAL TISSU

・ダウンのコーデ・
ANDY NO COLLAR DOWN COAT ¥59,000+tax / The Loft Labo
ウール/アンゴラ ハイネック ¥19,000+tax / Le pivot
Gas-Voile+Peach Skin Processing Pants ¥28,000+tax / Veritecoeur et ses COPAINS

→そのほかの「FUNKADELIC（ファンカデリック）」の着こなしはこちらから