転勤族だった家族の念願のマイホーム。煙突が似合う教会のような家でした

Comehome!
2023.02.19

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

〈Oさんの家〉
Oさんがイメージしたのは、広々として明るく感じる住まい。アイアンの手すりの階段やリビングにアルコーブを設けて、空間が広く見えるよう工夫をしました。さらに、生活動線のよさがOさん住まいの自慢。玄関から直接寝室やキッチンに行けるから、便利で家事もラクに。薪ストーブも設置して、ゆったりすごせるマイホームになりました。

この記事は『30代やりくり上手な夫婦が建てたナチュラルで心地のいい家』より抜粋しています。
その他の施工実例はこちらより

家事や掃除のしやすさを考えて
コンパクトにつくったわが家
広く見えるよう、吹き抜けやアルコーブを設けました

キッチンの並びにダイニングがあるので、動線がいいんです。構造材の梁を見せることで、空間を広く感じる視覚効果も。

大小のアーチ形のアルコーブ(くぼみ)をつけたリビング。中央にはテレビ台やCD棚を造作。

カーブした壁面にはニッチを作りました。漆喰の質感に雑貨やグリーンがよく映えます。

アイアンの手すりも空間を広く見せる工夫の一つ

アイアンの手すりは、工務店のオリジナル。すっきりしたデザインなので、空間を広く見せてくれます。

2階渡り廊下の先は主人の書斎と子どもの遊び場を兼ねた第二のリビング。屋根裏っぽくて可愛いんです。

2つの子ども部屋は同じような造り。こちらは長女の部屋。長男は自分の好みで和風の雰囲気にしています。

外壁も真っ白でかわいらしく
庭には薪ストーブのための薪小屋も

小さな教会みたいな外観も、家族みんなのお気に入り。窓の下には水滴汚れを防ぐひさしがついています。

庭には薪小屋を建て、芝生も張りました。奥のアーチ部はリビングからの出入り口。薪を運ぶ動線もスムーズ。

外壁に100%天然素材の「スイス漆喰」をぜいたいに使いました

 うちは結婚して以来、社宅の引っ越しを繰り返してきた転勤族。引っ越ししやすいように、家具はほとんどもたないで、シンプルな暮らしを心がけてきました。長男の中学校入学を機に、もう子どもたちが転校しなくてもいいよう、マイホームを建てることに。工務店を探すことになったとき、まず頭に浮かんだのが「無添加あいの家」でした。数年前に友人と内覧会に行った経験があって。スイス漆喰で仕上げた真っ白な家がとにかく素敵で、いつかはそんな自然素材を使ったナチュラルな家に住みたいと憧れていたんです。
 イメージしたのは、コンパクトだけど広々として明るく感じる住まい。家族が互いに近い距離で楽しく暮らせるように、という思いをこめてプランニングしました。でき上がった住まいには、もう大満足!吹き抜けや暖かい薪ストーブもあって、本当にゆったりすごせます。

MY HOME DATE
竣工年月/ 2014年10月
マイホーム取得年齢/夫46歳、妻39歳
家族構成/夫婦+子ども2人
延べ床面積/ 103.09m² (31.18坪 ) ( 1階/ 70.8m² 2階/ 32.29m² )
構造・工法/木造2階建て ( 木造在来工法)
施工/無添加あいの家
☎024-523-3981
福島県福島市渡利字柳小路35-1

この記事の後半は2月20日11時公開予定

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