スニーカーの新定番 「アサヒ」のトレーナー

今日のひとしな
2020.01.06

~ 糸と樹より vol.6 ~

一時期の熱狂的なスニーカー熱は落着き、今は色々な人が気兼ねなくスニーカーを履ける時代だと思います。だからこそ、スニーカー選びには難しさを感じています。まずメーカーを考えると、服のテイストから自分が選べるのはおのずと限られてきます。しかし、メーカーが絞れたからと言って、すぐに合うものが見つかるかというとそうでもなく、作られているラインナップの多さに驚きます。

定番となっているベイシックライン、カラフルでスポーティなハイテクタイプ、USメイドの限定品など、それらを把握しようとすると一気にマニアックな世界になるので、よく分からないまま選んだり、同じものを買いなおしたりする人が多いのではないでしょうか。

かくいう私自身がスニーカー選びの沼にはまり、何年も悩み続けたという一人です。なんとなく「これだ」というメーカーあるいはブランドまではすんなり決まったのですが、そこから細かい違いにとらわれて、どれが自分に合うか分からないいまま、調べる根気もなくなり、ただ時間が過ぎていく……という感じでした。

個人的な希望として、スポーティでクッション性の高いスニーカーを履いてみたい気持ちはあったのですが、大抵のものがカラフル過ぎたり、メーカーロゴが前面に出すぎていたり。その辺りのモヤモヤをうまく取り除いてくれたのが、ASAHI(アサヒ)のスニーカー、TRAINER(トレーナー)でした。

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どんなコーディネートにも合わせやすい、すっきりとしたデザインで、どこか懐かしさも感じます。後から知ったことですが、このASAHIを手掛けるメーカーは70年代にアメリカの大手メーカーの依頼を受け、マラソンシューズを作り続けてきた歴史があり、パーツ生産まで純国産にこだわるという意味ではほぼ唯一のメーカーです。

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履いてみるとすぐにラバーソウルのクッション性の高さが感じられ、完全なるマラソンシューズというわけではありませんが、軽いランニングには十分な性能です。街歩きでは疲れを感じにくくなりました。

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カラーはグレーとブラックの2色展開。ブランド創設から約3年と認知度としてはまだまだかもしれませんが、お友達などとかぶってしまう心配が少ないですよ。こだわりのつまったジャパンメイドですので、これからの定番となる一足だと思います。
 
糸と樹

広島市中区本川町2-5-12 鳥越ビル4階 
TEL:082-291-1007
営業時間:11:00~19:00
定休日:火曜
http://itotoki.com/index.html
Instagram「@itotoki.hiroshima

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