初夏に気持ちいい「copse(コプス)」オリジナルのカディコットンの座布団

今日のひとしな
2016.07.05

~copse(コプス)より vol.5~

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畳の生活をしているわけではありませんが、座布団は必需品。いつもは椅子に、大勢が集うときは床にと、リビングの欠かせないアイテムです。

zabu・逆able

ただ、欲しいと思っても市販のものは大きすぎたり、使いたい柄や素材のものがなかったり。いつかオリジナルをつくりたい! という長年の構想が実現したのは、「CALICO」さんとの出会いがきっかけでした。

「CALICO」は、小林史恵さんと増住有希さんがインドを拠点に活動する、手織り布ブランド。急速に発展を遂げるインドで希少となりつつ伝統的な手仕事布を守るため、インド各地の農村を訪れ、手紡ぎ手織りの布づくりを継承すべく橋渡しをされています。

さっそく座布団の構想を伝え、探し出してくださったのがこのカディコットン。〝カディ〟とは手紡ぎ糸のこと。手で紡いだ太めの糸はところどころに節があり、ざっくりとした織りの風合いが楽しめ、肌にもやわらか。椅子敷きとしても使えるよう40㎝角の小ぶりなサイズで仕上げることにしました。

zabu・虐ozai

カバーをカディコットンで作ることは決まったものの、苦労したのが座布団の中綿でした。当初はコストを抑えるためにも市販品を探しましたが、ポリエステルがほとんどで、せっかくのカディの風合いが損なわれてしまうばかりか、40㎝角という半端なサイズは皆無。そこで木綿生地で作ってくれる老舗の布団屋さんを探し出し、ようやく手紡ぎの風合いに似合う座布団が完成しました。
 zabu・杵akawata

椅子にも床にもほどよく、なにより手触りのよさは抜群。昼寝のお供にもおすすめですよ。

zabu・及uka

 

カディコットンの座布団 5500円(税抜)

copse(コプス)

器や日常着など、衣食住を提案する雑貨店。連載コラム執筆は、店主の小森知佳さん。

 

東京都練馬区石神井台3-24-39 ロイヤルコトブキ1F
TEL:03-6913-1544
E-mail:info@copse.biz
営業時間:11:30~17:30
定休日:月~水曜(企画展中は無休)
http://www.copse.biz

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