素敵な器を使った朝ごはんコラム、6月担当は「手音」下山さん

横浜の住宅街で小さな器と暮らしの道具の店「手音（ておん）」を営んでおります下山です。

あまり人様に食卓を見ていただく機会などなく過ごしてきたのでなんだかソワソワしてしまいますが器が私の食事の時間を楽しくしてくれている事だけは伝わるのではと思いながら今もこの苦手な文章を書いています。
器だけでなくいつも好きで食べているパンや愛してやまないお菓子など、これは食べてもらいたいなあと思うおススメも一緒に知ってもらえたら嬉しいです。（と言いながら美味しいと評判のものなのできっととっくにご存知の方も多くいらっしゃるかと思いますがお付き合い下さいませ。）

お店の由来などもカッコいいものは何もなく、作家さんの工房に伺う度に聞こえる手の音という安易な発想と「手音」と発音したときの和とも洋とも取れる響きにあっさりこれにしようと決めました。
お店の場所も風まかせ。

行ってみて自分が気持ちいいなぁ、街がなんとなく好きな感じならいいかなと感覚と直感で。
器も作家さんの名前とかそういう事じゃなくなんかいいな、とか私は好きとかそういう感覚を大切にお店に並べるものも使うものも選びたいといつも思っています。

自己満足でしかない小さなお店ですが自己満足出来ないものなど必要ないとも思っています。
選んでいただいた器がそれぞれのお家で「うちの器、可愛いわ」と自己満足してもらえる器でありますように。
次からの連載もどうぞ宜しくお願い致します。

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