雨の日の新定番スニーカー 「コンバース」のゴアテックスシリーズ

“おしゃれの名脇役”に会いに行く!
2020.06.15

名作と呼ばれる映画には、必ずといっていいほど実力派の脇役が存在するもの。それは、おしゃれも一緒です。一見何げないのに、実は丹念にこだわって作られたアイテムたちは、主役を引き立てるための十分な腕前を持ち合わせています。この連載では、そんな“おしゃれの名脇役”にスポットライトを当て、王道のものから隠れた逸品まで、幅広くリポートしていきます。


 

「学生時代から大人になった今まで、ずっと履き続けている」という声をよく耳にするのが、1908年、アメリカ・マサチューセッツ州モールデンにて創業した「コンバース」のスニーカー。中でも、“オールスター”シリーズは、定番として男女問わず愛され続けています。

雨が降るたび、悩むのが足元。「スニーカー履きたいけど、濡れちゃうしなぁ」……そんな方におすすめしたいのが、2017年に誕生した防水仕様のゴアテックスシリーズ!

「コンバース」“オールスター 100 ゴアテックス OX”(新作)¥15,000

※商品の価格は2020年6月現在のもので、表示は税抜きです。

 

パッと見では、いつもの“オールスター”との違いは見当たりません。雨の日でも安心な理由は、内側にありました! カップインソールを外してみると……。

そう、耐久防水性と透湿性に優れたゴアテックス素材が、ぐるっと抜かりなく貼り合わされています。「スニーカーの伝統製法であるバルカナイズド製法で、ゴアテックス素材を使ったシューズは前例があまりなかったので、開発にはかなりの時間を要しました」と語るのは、マーケティング課の田中周平さん。浸水を防ぐ工夫はタン(ベロ)にも。

トレッキングシューズなどでも採用されている、アッパーとタンを一体化させたガセットタン仕様に。

「表のキャンバス生地やシューレースに撥水加工が施されているのも心強いポイントです。ハトメにもコーティングをかけているので、シューレースにつく黒ずみも軽減されました」

原型となっているのは、2017年に“オールスター”生誕100年を記念して作られた“オールスター 100”。それまでの“オールスター”を、より履きやすく丈夫にアップデートさせたそうですが、たとえばどんなところが進化したのでしょう?

「まずは、溝が深く、水はけのいい「コンバース」オリジナルのアウトソール“トラクションソール”を採用しました。雨の日でも滑りにくいのが特長です」

このカップインソール、クッション性がスゴイ!

「そうなんです。快適な歩行をバックアップしてくれるリアクト カップインソールを独自に開発しました。通気性もいいので、ムレやすい雨の日にもぴったりなんです」

取材班が個人的に気になっていたのが、履きこんでいくうちにかすれてしまうヒールラベル。

「お客様からも、社内からもそのような声が多かったので(笑)、コーティングを施し、擦れによるプリントの剥がれを軽減させました」

ゴアテックス素材のタグもついているから、シューズラックに「コンバース」がたくさんある人でもすぐ探せそうですね。

「今季はローカットのネイビーですが、シーズンごとに新色や新柄、ハイカットなどを展開しているので、毎回チェックしてくださっているリピーターさんも多いです」とは、PRの箭内亮介さん。同じくPRの稲村苑子さんも、愛用者のひとり。

「雨の日でも、晴れている時と同じファッションが楽しめますし、雨がやんだときにも違和感がないのが魅力ですね」

デイリーではもちろん、ビーチをお散歩するときなどにもよさそうなハイスペックスニーカー、ぜひお試しを!

 

※GORE-TEX、ゴアテックス、GOREはW.L. GORE & Associatesの商標です。

photo:花田 梢 text:三宅桃子

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コンバースインフォメーションセンター

TEL:0120-819-217

公式サイト:converse.co.jp/

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