人は扱われたように反応するようになるのです
こんにちは。インスタグラム担当のウメダです。
今回の特集は、ちょっと風変りになるかもしれません。
何しろ写真がありません。
「暮らしとおしゃれの編集室」で、写真なし?
素敵な着こなしや、可愛らしい雑貨を見られないの?
もしかしたら、そんなお声をいただくかもしれません。
でも、最近思うのです。
”おしゃれ”は、服やアクセサリーなど見た目のことだけでなく、
”言葉”にも宿るものであると。
大切なモノやコト、想いを語るとき、
自分に嘘をつかず、かといって周りを無視するのではなく、
しなやかに、美しく言葉を操ることができたら素敵だなと思います。
私にとって、そんなお手本となるのが、Z会進学教室の長野正毅先生です。
この度、縁あって長野先生の2冊目の著書となる電子書籍『【Z会進学教室】長野正毅先生の幸せに生きるヒント The Best Selection』の編集を担当しました。
40年近く、多感な中学生と接してきた長野先生の文章には、成長過程の子どもたちや、子育てに悩む親御さんを励ます言葉があふれていますが、
それはどんな世代にも当てはまる「幸せに生きるヒント」にもなっています。
大切なことを思い出してハッとしたり、優しい気持ちになって胸の奥がじーんとしたり。私自身が心の支えにしている長野先生の言葉を、5日間にわたってご紹介します。
長野正毅先生の幸せに生きるヒント 1
この言葉を思い出したのは、5月の「今日のひとしな」を担当してくださった「岡の」の店主・片岡亜紀子さんから、お便りを頂いたときです。
「今日のひとしな」の記事を読んで注文してくださった読者の方が、品物が届くと、とても丁寧でやさしい御礼のメールをくださるそうです。自粛期間中で先が見えない時期と重なっていたため「そんなやり取りに励まされた1ヶ月でした」と教えてくださいました。
でも、私には店主の亜紀子さんが、そもそもお客様のご注文に対して丁寧に愛情深く対応なさる姿が想像できたので、上の言葉を思い出したのです。
「人は扱われたように反応するようになる」
お店とお客様との関係だけでなく、親子でも、夫婦でも、友人・同僚でも、あらゆる関係に当てはまる、真実なのかもしれません。
Profile
長野正毅
80年代より小・中・高校生(大学受験生)の学習指導に携わり、
97年よりZ会の教室に講師として勤務。担当は国語。2020年2月まで渋谷教室長として、進路に迷う生徒や子育てに悩む保護者を励まし、応援してきた。現在も渋谷、新宿、三鷹教室で講師を担当している。著書に『励ます力』(主婦と生活社)がある。
【Twitter】https://twitter.com/shiawase_hinto
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