さっと作れるのに、ごはんがすすむごちそう風!〜夏井景子さんの「鶏モモ肉のオイスターソース炒め」のレシピ
ちょっぴりヒネリのきいた家庭料理を得意とする、料理家の夏井景子さん。東京・二子玉川で主宰している料理教室の人気メニューがぎゅっと詰まったレシピ本『“メモみたいなレシピ”で作る家庭料理のレシピ帖』から、この秋冬にぜひ作ってみてほしいおかずをご紹介します。
「ひとり暮らしで野菜不足になりがちな人のために、また、遅めの夜ごはん用に作りおいても罪悪感がないように、野菜多めの料理が中心です」と夏井さん。家にある材料で、鍋やフライパンが1つあれば大丈夫。思い立ったら、すぐに作れるおかずばかりです。
鶏モモ肉のオイスターソース炒め
オイスターソース味はみんなが大好きな味で、鶏肉との組み合わせは王道ですね。
しっかりめの味つけなので、お弁当に入れてもよく合いますよ。
【材料(4人分)】
鶏モモ肉…大1枚(約300g)
新じゃが芋(皮付きで縦半分に切り、7〜8mm幅のななめ切りにし、水にさらす)…4個(約200g)
パプリカ(赤・縦1cm幅に切る)…1個
長ねぎ(斜め薄切り)…1/2本
生姜(みじん切り)…1片
にんにく(みじん切り)…1片
A・オイスターソース…大さじ2強
・酒…大さじ1
・きび砂糖…小さじ1
ごま油…適量
こしょう…適量
【作り方】
1 フライパンにごま油を熱し、鶏モモ肉を強火で皮面から焼く。香ばしい色が付いたら裏返して、少し焼いたら端に肉を寄せる。空いた所に生姜とにんにくを入れる。
2 生姜とにんにくから香りがでたら、新じゃが芋、パプリカ、長ねぎを加え中火で炒める。野菜達に油がまわったら、フタをして4〜5分程蒸し焼きにする(弱めの中火)。
3 蒸し焼きにしている間に、Aをボウルで混ぜておく。
4 4〜5分経ったらフタをとり、Aをまわしかけて更に炒める。お肉に火が通ればOK。
5 先に肉をとり出し、カットしてお皿に盛る。肉の横に野菜を盛り、フライパンに残ったたれを肉にかけ、こしょうをふる。
もっとレシピを知りたい方は、こちらをどうぞ!
『“メモみたいなレシピ”で作る家庭料理のレシピ帖』(主婦と生活社)
「帰ったその日に、またすぐ作りたくなるくらいおいしい!」「内緒にしておきたい料理教室」と生徒さんから絶賛されている、料理家・夏井景子さんの料理教室の大人気レシピを集めたレシピ集。「豆腐と根菜のつくね」「人参と豆苗のコチュジャン白和え」「ベトナム風卵焼き」「辛味噌の煮込みハンバーグ」「切り干し大根とツナのちらし寿司」「トマトクリームのロールキャベツ」などなど、家庭料理にちょっぴりヒネリを加えた目新しいレシピが魅力。レシピはすべて夏井さんによる手描き、イラストつきで、そのかわいらしさからもファンが急増中です。
夏井景子(なつい・けいこ)さん
1983年新潟生まれ。板前の父、料理好きの母の影響で、幼い頃からお菓子作りに興味を持つ。製菓専門学校を卒業後、ベーカリー、カフェで働き、原宿にあった『Annon cook』でバターや卵を使わない料理とお菓子作りをこなす。2014年から東京・二子玉川の自宅で、季節の野菜を使った少人数制の家庭料理の料理教室を主宰。著書に『“メモみたいなレシピ”で作る家庭料理のレシピ帖』、『あえ麺100』『ホーローバットで作るバターを使わないお菓子』(ともに共著/すべて主婦と生活社)など。http://natsuikeiko.com Instagram
photo:衛藤キヨコ styling:夏井景子
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