ぬか床いらずで、簡単おいしい。ぬかのふりかけ漬け〜横山タカ子さんの「大根の割漬け」レシピ

季節の手しごと
2021.04.23

コロナ禍で、免疫力を上げる食材として注目されている、〝漬けもの〟。
健康にいいことを何かはじめたいと思っている方は、ぜひ、自家製の〝漬けもの〟を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

〝漬けもの〟は
・身近な野菜と調味料で簡単に作れる。
・野菜が美味しくなり、たくさん食べられる。
・乳酸菌やビタミン、ミネラル、食物繊維など栄養が豊富。
・添加物なしだから安心。
・季節を感じ、漬ける楽しみがある

と、いいところだらけ。

今回は、信州の漬けもの名人として、全国的に有名な料理家・横山タカ子さんの著書『横山タカ子のお漬けもの』から、手軽に作れる「ぬかのふりかけ漬け」をご紹介します。野菜に塩をまぶしたあと、ぬかをふりかけて漬け込む、ぬか床いらずの簡単ぬか漬けです。
漬けて半日くらいから食べられ、 ぬかの風味とサラダのようなシャキシャキした食感が楽しめますよ。ぜひ、お試しくださいね。

 

大根の割り漬け

材料(作りやすい分量)

大根...800g(約30cm)

りんご...1

赤唐辛子...3

米ぬか(生)...100g

...大さじ2

【容器容量】2l 【保存期間】すぐに食べる

 

作り方

1 大根は皮をむき、半分の長さの縦4つ割りにする。りんごは縦半分に切り、薄切りにする。容器の底にぬかを薄く敷き、大根を並べる。

2 赤唐辛子を加え、全体に分量の塩をふりかける 。

3 りんごを大根の上に敷き詰める。

4 ぬかをりんごがすっかり隠れるようにふりかける。

5 押しぶたをし、3kgの重石をのせる。ぬかが水分を含んでしっとりしたら 、重石を半分の重さに減らす。常温で6~8時間おき、ぬかの風味がついたら完成。お好みでりんごも食べて。

 

←横山タカ子さんのレシピはこちらにも

 

もっとレシピを知りたい方は、こちらをどうぞ!

横山タカ子のお漬けもの』(主婦と生活社)

 

photo:山浦剛典

『横山タカ子のお漬けもの』(主婦と生活社)
定価:1760円(税込)

自家製のお漬けものは、おいしいだけでなく、乳酸菌やミネラル、ビタミン、食物繊維も豊富といいことづくし。本書では、ぬか漬けや梅干し、白菜漬けなどの定番のお漬けものから、サラダ感覚の即席漬け、季節を楽しむお漬けもの。さらに、漬けものを使った絶品アレンジ料理まで、漬けものが存分に楽しめます。しかも、どれも、身近な野菜と調味料で、驚くほど簡単に作れるものばかり。

Profile

横山タカ子

YOKOYAMA TAKAKO

長野県在住、料理研究家。信州の郷土料理、行事食に造詣が深く、そこからヒントを得たオリジナルな家庭料理を考案。長野や東京で料理教室を開くほか、講演会などでも、その味と技を伝えている。NHK「きょうの料理」講師のほか、様々なテレビ番組に出演。また、結婚以来、季節ごとの漬けもの作りを楽しみ、経験から生まれたおいしい漬け方を広めている。著書に『健康おかず作りおき』(主婦と生活社)、『四季に寄り添い暮らしかさねて』(信濃毎日新聞社)ほか多数。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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