野菜1つで作れて、白いごはんがもりもり食べられる最高のおかず!〜飛田和緒さんの「なすの香味炒め」のレシピ

きょうの夕ごはん
2021.06.21


作りおきブームの火付け役となった、飛田和緒さんの『常備菜』。冷蔵庫から出してすぐに食べられるおかずは、忙しい日のための“おかず貯金”として、大いに役立ちますよね。そしてもうひとつ、飛田さんちの食卓に欠かせないメインのおかずばかりを集めたのが、こちらの『主菜』です。


「わが家のおかずは、すべて白飯に合うものばかり。パンや玄米、雑穀米ではなく、まっ白なごはんが主役となり、そのごはんがすすむおかずを作ります」と飛田さん。おかずを何品も作ることはなく、献立は基本的に一汁一菜。この本のおかずと汁ものがあれば、あとはごはん、漬けもの、常備菜を並べるだけで、うれしい食卓ができ上がると話します。

この中から今回は、野菜ひとつで作れてごはんが抜群にすすむひと皿をご紹介します。ぜひ、みなさんのお宅の定番おかずに仲間入りさせてください。

 

なすの香味炒め

【材料(2人分)】
なす…3本
長ねぎ…5cm
にんにく、しょうが…各1かけ
・しょうゆ、砂糖…小さじ1
 ・塩…小さじ1/4
ごま油…大さじ1


【作り方】
 なすはヘタを落として縦8等分に切り、水に5分ほどさらし、水けをきる。長ねぎ、にんにく、しょうがはみじん切りにする。

 フライパンにごま油を熱し、長ねぎ、にんにく、しょうがを弱火で炒め、香りが出たらなすを加えて中火で炒め合わせ、しんなりしたらで味つけする。


【メモ】
なすは、香味野菜と一緒に炒めることでうまみが加わって、これだけでもごはんのおかずになります。味つけは、オイスターソースやみそ味でも。なすはどんな調味料とも相性がいいので、旬の時季は毎日食べても飽きません。


【飛田和緒さんのレシピはこちらにも】

 

photo:吉田篤史  styling:久保原惠理

『主菜』(主婦と生活社)


定価:1430円(税込)
大ベストセラーとなった作りおき本『常備菜』シリーズ第2弾。そのつどさっと作れて白いごはんがすすむ、飛田さんちで家族に人気のメインのおかずをたっぷり109レシピ掲載。ご主人が好きなポークチョップ、娘さんの大好物の鶏南蛮の卵ソース…。おなじみの定番おかずにも、白いごはんをおいしく食べるための飛田さんらしい工夫がいっぱい詰まっています。『常備菜』と合わせて2冊あれば、毎日のごはん作りは、もう楽勝です! !

Profile

飛田和緒

KAZUO HIDA

1964年、東京生まれ。夫と娘との3人暮らし。高校3年間を長野で過ごし、短大進学とともに再び東京で暮らし、会社員などを経て料理家に。日々の暮らしから生まれる、身近な食材で作る無理のないレシピが人気。その中には、長野に住む母や友人によって知った長野の味、自身が暮らす湘南の味、その土地ごとの味と向き合い、食材を食べきる知恵も詰まっている。著書に『常備菜』『主菜』『つまみ』『常備菜2』(すべて主婦と生活社)など多数。
Instagram  hida_kazuo

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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