ふわふわ〜の鶏そぼろといり卵が最高の組み合わせ!冷めてもおいしく作るコツはこれ!!〜上島亜紀さんの「鶏そぼろ弁当」のレシピ
新学期がいよいよスタートしました。4月も第3週め、そろそろお弁当生活が始まった方も多いのではないでしょうか(朝の早起き、辛いですよね…。ガンバッテ〜)
そこで今日ご紹介するのは、3月に発売された新刊『らく弁:メインのおかずは10週類だけ!』より、みんなが大好きな鶏そぼろ弁当です。
この本の著者である料理家の上島亜紀さんは、今年社会人2年目となった息子さんのお弁当作りを20年以上に渡って続けてきたお弁当マイスター! 幼稚園のかわいいお弁当から始まって、小学校のサッカー弁当に塾弁、中・高校のがっつり男子弁当、ここで卒業と思いきや、まだまだ続いたまさかの大学時代の運動部弁当…(そして今はリモートワーク弁当も!)。
息子さんの年齢に合わせて、いろんな種類のお弁当を作っていらした、「お弁当のことなら何でも聞いて!」というお弁当博士なのです(ほかにも、お弁当にまつわる楽しいエピソードはたくさん!!)。
そんな上島さんのお弁当レシピには、冷めても抜群においしい工夫がいっぱい。編集担当Aも、目からウロコがぽろぽろ落ちまくりの撮影の日々でした!
…と、前置きが長くなりました。冷めてもふんわりやわらかな鶏そぼろ弁当、ぜひ作ってそのおいしさを実感してみてくださいね。
鶏そぼろ弁当
しょうがをきかせた甘辛そぼろは、脂をきることで冷めてもぐんとおいしく。
ふわふわに炒めたマヨネーズ入りいり卵と、混ぜて食べるのがおすすめです。
おひたしのオクラには削り節でうまみを加え、レモンをきかせてさっぱりと。
鶏そぼろ
【材料(1人分)】
A・鶏ひき肉(もも)…100g*
・しょうが(みじん切り)…1/2かけ
・白いりごま…大さじ1/2
B・しょうゆ、砂糖…各大さじ1/2
*鶏ひき肉(むね)で作る場合は、サラダ油少々をひいて
【作り方】
1 フライパンを何もひかずに熱し、Aを強めの中火で炒め、色が変わったらBを加えて汁けがなくなるまで炒める。キッチンペーパーにのせて冷ます。
【ポイント】
そぼろが完成したら、キッチンペーパーにのせて冷ます。これで余分な脂がきれて、冷めても脂が固まらず、おいしいままに。
ふわふわいり卵
【材料(1人分)】
A・卵…1個
・マヨネーズ…大さじ1/2
・はちみつ…小さじ1/3
【作り方】
1 フライパンを何もひかずに熱し、混ぜたAを入れて中火で大きく混ぜながら焼き、いり卵にする。
オクラのレモンおひたし
【材料(1人分)】
A・オクラ…3本(30g)
・削り節…1袋(2.5g)
・塩…ひとつまみ
レモン汁…小さじ1
白いりごま…少々
【作り方】
1 オクラは塩少々(分量外)をまぶして板ずりし、さっと洗ってガクをむき、斜め半分に切る。
2 耐熱ボウルにAを入れ、ラップをふんわりかけて電子レンジで1分加熱し、レモン汁を混ぜていりごまをふる。
もっとレシピを知りたい方は、こちらをどうぞ!
『らく弁:メインのおかずは10種類だけ!』(主婦と生活社)
定価1540円(税込)
息子さんのお弁当作り歴20年以上のベテラン料理家・上島亜紀さん。抜群においしいお弁当作りのコツは★メインのおかずは、10種類だけ! 主菜は、食べ慣れた定番のおかずがいちばん。人気のおかず10種類のくり返しでも、味つけさえ変えれば、決して飽きることはありません。★副菜には、必ず卵のおかず 色みがきれいでふんわりおいしい卵のおかずは、お弁当には必須。卵焼きは、具材を変えれば無限の可能性が。オムレツや味玉だって、味つけ次第でバラエティ豊かなおかずになります。★野菜のおかずは、レンチンで 少量でいい野菜のおかずは、すべて電子レンジにおまかせ! または、切って混ぜるだけの簡単あえもの、浅漬けでOK。作るおかずは3品だけ。シンプルで作りやすさ満点! それでいて白いごはんがすすむ、抜群においしいおかず満載の1冊です。
上島亜紀(かみしま・あき)さん
料理研究家。夫、社会人1年生の息子と3人暮らし。ジュニア・アスリートフードマイスター、パン講師、食育アドバイザー。神奈川県の自宅にて、料理教室「A’s Table」を主宰。女性誌、テレビ、単行本でのレシピ提供、カフェや企業のレシピ監修などで活躍中。簡単に作れる家庭料理から、おもてなし料理まで幅広く提案。著書に『らく弁:メインのおかずは10種類だけ!』『作りおきできる。がっつり!ごはんの友』(ともに主婦と生活社)、『考えなくていい 冷凍作りおき』(ナツメ社)『ちゃんと食べてる?親に届ける作りおきおかず』(ともにナツメ社)、『一度にたくさん作るからおいしい煮込み料理』(成美堂出版)など。
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photo:木村 拓(東京料理写真) styling:大畑純子
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