ベーコンが入って濃厚な味わい!ごはんがすすむ家族に人気の常備菜〜飛田和緒さんの「れんこんとごぼうの黒酢炒め」のレシピ
肩肘張らずに気軽に試せて、家族みんなが喜ぶ味。誰が作ってもおいしくできて、いつの間にか「うちの味」としてなじんでくれるおかず。そんなレシピを集めた飛田和緒さんの『常備菜』。
その続編となる『常備菜2』では、新たに飛田さんのお宅の味となったおかずも、たくさん紹介されています。
今日ご紹介する根菜たっぷりのこちらのおかずは、かたまりのベーコンが味のポイント。カリカリになるまでしっかり炒めると、コクが出て、ごはんがすすむひと皿になりますよ。
れんこんとごぼうの黒酢炒め
【材料(4〜5人分)】
れんこん…1節(250g)
ごぼう…1本(250g)
ベーコン(かたまりのもの/5mm角の棒状に切る)…70g
A・しょうゆ…大さじ1
・塩…小さじ1/3
黒酢…大さじ2
【作り方】
1 れんこんは皮をむき、ごぼうはよく洗って皮つきのまま、それぞれ乱切りにして水に5分ほどさらす。
2 鍋を何もひかずに熱し、ベーコンを中火で炒め、出てきた脂はキッチンペーパーでふきとる。カリカリになったら、水けをきったれんこんとごぼうを加えてさっと炒め、水1カップを加え、ふたをして弱めの中火で20分ほど蒸し煮にする。
3 野菜がやわらかくなったら、Aを加え、汁けがなくなったら黒酢を加えてからめる。
【メモ】
冷めたら保存容器に入れて冷蔵保存し、日持ちは約5日。れんこんとごぼうは、季節によって火の通り時間が変わるので、レシピの時間は目安として、竹串を刺してやわらかさを確認します。かたい場合は水を加えながら、串がすっと通るまで煮てください。中途半端に煮ると、冷めた時にかたく感じるので注意します。
photo:吉田篤史 styling:久保原惠理
定価:1430円(税込)
シンプルな材料で、簡単に作れて、毎日のごはん作りをラクにしてくれる常備菜。大ヒットとなった飛田和緒さんの『常備菜』の大好評第2弾。冷蔵庫から出してすぐにおいしく食べられる、ごはんがすすむおかずを111点紹介。お弁当にもぴったりな肉の常備菜。地元の魚をさらにおいしく食べるための魚のおかず。メインはもちろん、箸休めやお弁当のすき間をうめるのにも便利な野菜のシンプルな常備菜。体にいい乾物の洋風やエスニックのおかず…などなど。日々のごはん作りの中で新たに生まれた、「飛田さんちの味」をぜひお試しください。
Profile
飛田和緒
1964年、東京生まれ。夫と娘との3人暮らし。高校3年間を長野で過ごし、短大進学とともに再び東京で暮らし、会社員などを経て料理家に。日々の暮らしから生まれる、身近な食材で作る無理のないレシピが人気。その中には、長野に住む母や友人によって知った長野の味、自身が暮らす湘南の味、その土地ごとの味と向き合い、食材を食べきる知恵も詰まっている。著書に『常備菜』『主菜』『つまみ』『常備菜2』(すべて主婦と生活社)など多数。
Instagram:hida_kazuo
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