【脱マンネリ!連載①】激安食材もやしが驚きのおいしさに昇格する!〜真藤舞衣子さんの「もやしのナンプラーレモン和え」

きょうの夕ごはん
2021.09.22
毎日毎日ごはん作りをしていると、ついついマンネリ化して、自分が作る料理の味に飽きて、作るのがしんどくなってしまう事、ありませんか?
 
今日から3日間は、そんな方にぜひ役立てていただきたいレシピを、料理家・真藤舞衣子さんの『和えもの』からご紹介します。
いつもの食材の新たな魅力が見える一皿ばかりです。
 
『和えもの』は、2015年に発売以来、重版を重ね続けているロングセラー。
「食卓を豊かにしたい、料理がうまくなりたい人は、まず和えものをマスターすればいいと思う」という、真藤先生の言葉をヒントに企画した1冊です。
今でこそ、和えものをテーマにした本はたくさんありますが、発売当時はほとんどなく、こんな地味なテーマで、果たしてヒットするだろうかと内心ヒヤヒヤしながら、企画を通したものでした。
しかし、真藤先生から提案いただいたレシピ案を見て、さらに、実際に撮影し、試食し、自分でも作ってみて、和えものって本当にすごい!と当初の心配が吹き飛びました。
和えるだけなので、誰が作ってもおいしくできて、主役にも副菜にも、もちろんおつまみにも活躍してくれます。
 
脱マンネリ!特集初日の今日は、激安食材の代表・もやしの新たなおいしさに気がつけるレシピです。
淡白なもやしを、ナンプラーのコクとレモンのキリッとした風味で、しっかりと満足のできる味わいに仕上げます。

もやしのナンプラーレモン和え

材料(2人分)

もやし...1袋
A  レモンのしぼり汁...½個分
  ナンプラー...小さじ2
  こしょう...少々
パクチー...あれば適量

作り方

1 鍋に湯を沸かして塩少々(分量外)を入れ、もやしをさっとゆでて水けをよくきる。

2 ボウルに①、Aを入れて和える。器に盛り、パクチーをざく切りにして添える。

photo:福尾美雪 styling:中田裕子

『和えもの』(主婦と生活社)
定価:1430円(税込)

白和えやごま和え、だしじょうゆ和えなど、馴染み深く、しみじみおいしい基本の和えものから、野菜がたっぷり食べられる和えもの、肉や魚介が入ったお惣菜系の和えものまで。副菜はもちろん、主菜、おつまみにも大活躍のレシピがぎっしり詰まった1冊です。

 

Profile

真藤舞衣子

MAIKO SHINDO

料理家。東京生まれ。会社勤務を経て、1年間京都の大徳寺内塔頭、龍光院にて茶道生活 や畑作業、土木作業をしながら生活する。その後、フランスのリッツエスコフィエに留学し、ディプロマ取得。現在は、東京と山梨で 料理教室の主催や店舗プロデュース、レシピ開発などを手がける。山梨大使としても活動中 。著書に『和えもの』ボウルひとつで作れるこねないパン』、『ボウルひとつで作れるたくさんの焼き菓子』( 小社刊 ) 、『からだが整う発酵おつまみ』(立東舎) など 。http://my-an.com/

 

 

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