おせちの定番! 加圧15分で、黒豆もふっくら極上の味わいに〜石原洋子さんの圧力鍋の「黒豆」レシピ

きょうの夕ごはん
2021.12.29

そろそろおせちの準備をという方のために、石原洋子さんの新刊『忙しい人ほど楽になる!圧力鍋の生涯作り続けたいレシピ100』から、絶品の黒豆のレシピをご紹介します。

黒豆には、「まめに暮らす」「まめに働く」などの意味が込められており、おせち料理には欠かせない1品ですよね。しかしながら、作るのに特に時間がかかってしまうお料理でもあります。
一般的なレシピでは、豆のもどし時間に最低でも12時間。煮るのも4時間程度は必要ですが、圧力鍋ならもどし時間は半分以下。さらに加圧時間はたったの15分です。

石原洋子先生の一生ものの黒豆レシピ。ぜひお試しくださいね。

12月10日に発売した『忙しい人ほど楽になる!圧力鍋の生涯作り続けたいレシピ100』では、40年以上圧力鍋を使い続けてきた石原洋子さんならではの、デイリーに使いたいレシピが満載です。

時間がないときに嬉しい〝加圧5分以内 スピードおかず〟や、まとめて作っておくだけで〝平日楽する作りおき〟、家族のために繰り返し作ってきた〝わが家の定番絶品おかず〟など。いずれも圧力鍋だからこそおいしいレシピです。

黒豆の他にもお正月や特別な日のごちそうにも活躍してくれるレシピもたくさん掲載されていますので、ぜひ、チェックしてみてくださいね。

 

 

 

黒豆

【材料( 作りやすい分量)】

黒豆 ... 1 袋(2 5 0 g ) ⇒ざっと洗い、ざるにあげる
A 水...4カップ、しょうゆ ... 大さじ 2 、砂糖...250g 、塩...小さじ1

【作り方】

1 圧力鍋にAを入れて煮立て、火を止める。 黒豆を入れ、ふたをして 5~6 時間置いて黒豆をふやかす。

2 黒豆に落としぶた(付属の蒸し板を逆さにする)をし、ふたをして強火にかける。圧力がかかったら、弱火にして 15分加圧する。

3 火を止め、自然放置する。

 

POINT

煮立てたシロップに豆をつけてもどします。最低半日といわれるもどし時間が半分に。

シロップに5~6 時間つけてもどすと、まん丸 だった黒豆が大きく膨らんで楕円形になります。

 

※『忙しい人ほど楽になる!圧力鍋の生涯作り続けたいレシピ100』には、圧力鍋の詳しい使い方なども記載していますが、使用方法はお持ちの圧力鍋の取扱説明書をご確認ください。

※圧力鍋の機種や、使用する素材によって、仕上がりに差が出ることがあります。自然放置後、まだ豆がかたい場合は、圧力をかけずに3~5 分様子を見ながら加熱してみてください。かなりかたそうというときは、圧力鍋のふたをして強火にかけ、再度圧力を 1~3 分程度かけて急冷を。

 

photo:澤木央子  styling:西崎弥沙

 

←石原洋子さんのレシピはこちらにも

『忙しい人ほど楽になる!圧力鍋の生涯作り続けたいレシピ100』(主婦と生活社)
定価:1650円(税込)

40年以上、圧力鍋を使い続けてきた、人気料理研究家・石原洋子さんの生涯作り続けたい決定版レシピ集です。

忙しい時は敬遠しがちな煮ものや煮込み料理も、
圧力鍋ならあっという間に作れてしまいます。
しかも、かたまり肉はほろほろ、魚は骨まで食べられるほど柔らかに。
ごぼうや大きく切った大根だってお手のものです。

圧力鍋さえあれば、毎日のごはん作りがグッと楽に
おいしさもバリエーションも段違いで広がります!

Profile

石原洋子

HIROKO ISHIHARA

料理研究家。日本料理、フランス料理、中国料理をその道の第一人者から学び、料理研究家のアシスタントを経て独立。自宅で主 宰する料理教室は45年以上にわたって人気。ほとんどの生徒が何十年も通い続けている。一方、テレビ、雑誌、書籍の分野でも活躍し、そのレシピはしっかりとした基礎と豊富な知識に基づき、 繰り返し作れると定評がある。圧力鍋との出会いも約 4 0年前に。1988年には『圧力鍋のヘルシークッキング』(文化出版局)を出版。現在も圧力鍋を愛用。『シンプルはおいしい!』(小社刊)など著書多数。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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