第28回 いちばん好きな冬野菜「大根」について

こんにちは。OyOyの佐藤です。今回は、冬野菜でいちばん好きかもしれない大根のことを。

寒さが増すと丸々と大きくなり、水分を蓄えてずっしり重く甘くなる大根。日持ちもするので、いつも1〜2本は常備しています。
時間がないときによく作るのは、薄めの半月切りにした大根と豚バラの豆板醤炒め煮。薄め半月切りはお鍋のときに使うことも。適度な食感も楽しめるし、火の通りが早いので助かります。
あと毎朝のお味噌汁にもひんぱんに登場します。お揚げさんも加えてコクをプラス。

もちろん煮物もおいしいですね。今回は鶏肉と炊いてみました。薄めの甘辛味で飽きずに食べられます。
1本買うほうが安いけど使いきれない…とよく聞くのですが、大飯食らいがいる我が家ではありえない話。毎回食べきります。

上部のやわらかくて甘いところ、しっぽの方のちょっとシャープな味。どちらも好きです。
煮ても炒めてもおろしても、ちゃんと主役級な仕事をする大根。懐深い、いい野菜だなぁと。

小さめの祝大根が出回ると、年末感が出て、ますます忙しない感じになります。今年も大晦日までの営業を乗り切って、元旦に祝大根の入った白味噌のお雑煮を作り、また気持ちも新たに始められたら、と思います。
みなさま、よいお年をお迎えくださいね。

← 【京都「本と野菜OyOyから」連載記事はこちらにも】

次回の京都「本と野菜OyOy」からは、2022年１月11日に更新します。どうぞお楽しみに！