肉とねぎのうまみがめいいっぱい染み込んだ豆腐がたまらない!〜小田真規子さんの「肉豆腐」レシピ

きょうの夕ごはん
2022.01.28

1月もあっという間に残り数日ですね。今年こそ、「おうちごはんをもっとおいしく作れるようになりたい」という人に、まずおすすめしたい本といえば、料理研究家・小田真規子さんの『新装版 全プロセスつき!毎日のおかず』です。

今日は、この本の中から、寒い日に嬉しい肉豆腐のレシピをご紹介します。

 

『新装版 全プロセスつき!毎日のおかず』は、誰もが好きな基本の和・洋・中のメニューから、ごはん、麺、汁、副菜までがたーっぷり150品収録されているだけでなく、全てのプロセスが写真つきで紹介されているので、ぱっと見だだけで、料理の流れとポイントがまるっとわかってしまう仕組みになっています。
これがもうっ、動画を見るよりわかりやすいと評判なのです。

 

今日ご紹介する肉豆腐は、牛肉とねぎを先に煮て、うまみが出てから豆腐を加えるのがポイント。
ぜひお試しくださいね!

肉豆腐

【材料(4人分)】
牛薄切り肉  250g
長ねぎ 2本
焼き豆腐 2丁
春菊 1/2束
しょうゆ 1/4 カップ
砂糖 大さじ1 
みりん 1/4カップ
水 1/2カップ
サラダ油 大さじ1

【作り方】

1 下準備
長ねぎは1㎝厚さの斜め切りにし、豆腐はそれぞれ4〜 6等分する。春菊は葉先だけをちぎって使う。

 

2炒める
フライパンにサラダ油を熱し、長ねぎ、牛肉の順に炒める。

3 味付け
牛肉の色が変わったら、しょうゆ、砂糖、みりん、分量の水を加え、中火で煮立てる。

4 煮る
アクが浮いてきたらていねいに取り除く。この段階で、煮汁に長ねぎと牛肉のうまみがしみ出ている。

5 
牛肉と長ねぎを端に寄せ、静かに豆腐を入れる。再び煮立ったら、弱火にして4~5分煮る。

最後に春菊を加え、すぐに火を止める。しばらく置いて味をなじませてから器に盛る。

 

Q &A ほかの豆腐でも作れますか ?

焼き豆腐は煮くずれせず、香ばしい味が魅力ですが、お好みで木綿豆腐を使ってもかまいません。キッチンペーパーで表面の水けをよくふいてから使います。絹ごし豆腐はやわらかすぎてくずれてしまうので、この料理には不向き。

 

photo:木村拓(東京料理写真)、野口健志  styling:中村和子

『新装版 全プロセスつき!毎日のおかず』(主婦と生活社)


定価:1760円(税込)
いつものおうちごはん、もっともっとおいしく作れるようになりますよ!お料理初心者さんでも、失敗せずに作れるように、全ての工程を写真付きで丁寧に解説。食材の切り方、火の通し方、調味料を入れるタイミングなど、見たまま作れば、見違えるほどおいしく仕上がります。みんなが好きな基本の和・洋・中のメニューから、ごはん、麺、汁、副菜までをたっぷり150品。さらに、知っているようで知らない、食材の切り方、魚介の下ごしらえ、調理用語まで、わかりやすい解説集つき。この1冊で、誰でもたちまち料理上手になれます。
「基本の料理書の決定版!」「最高の実用書!」と称された『全プロセスつき!毎日のおかず』の新装版。※中身は同じですので、ご注意ください。

 

Profile

小田真規子

MAKIKO ODA

料理研究家・栄養士・フードディレクター。スタジオナッツ 主宰

料理関連雑誌、テレビの料理番組などで活躍するほか、食品会社や調理家電メーカーのメニューアドバイザーを歴任。簡単でおいしく、健康に配慮しただれでも上手に作れる丁寧なレシピに定評がある。明るい人柄にファンも多い。著書に『The 基本200』(オレンジページ)、『料理のきほん練習帳』(高橋書店)などがある。
Instagram:studionutsnuts

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ