型いらずでさっとできて、最高においしいおうちおやつ！ホーローバットで作れる人気のお菓子レシピ3選

ゴールデンウィークも最終日。今日はお家でのんびりおやつを手作りしたいな〜という方におすすめなのが、人気の7人の料理家の先生たちのおやつレシピがぎゅっと詰まった『ホーローバットで作るバターを使わないお菓子』。この本の中から、以前ウェブサイトでご紹介して反響が大きかったレシピ・人気ベスト3をまとめてご紹介します。

吉川文子さんのマフィン、ワタナベマキさんのショートブレッド、中川たまさんの豆乳プリン。どれも簡単に作れるのに、びっくりするほどのおいしさです。それではどうぞ！

01.吉川文子さんの「シナモン入りマフィン」マフィン生地はキメがやや粗いのが特徴なので、粉を加えてからは、混ぜすぎないようにします。
高温で焼き上げるのがポイントで、外はさくっと軽く、中はしっとりと仕上げます。

【材料（20.5×16×深さ3㎝のバット1枚分）】
Ａ・薄力粉…120g
　・ベーキングパウダー…小さじ1
　・シナモンパウダー…少々
きび砂糖…70g
卵（Mサイズ）…1個
Ｂ・植物油…55ml
　・プレーンヨーグルト…50g
　・牛乳…50ml
　・バニラオイル…少々

【下準備】
・卵は室温に戻す。
・バットにオーブンシートを敷く。
・オーブンを190℃に温める。

【作り方】
1　ボウルに卵と砂糖を入れ、泡立て器でなじむまでぐるぐるっと混ぜる。Ｂ（油は3～4回に分けて）を順に加え、そのつどよく混ぜる。

2  Ａをふるい入れ、泡立て器で中心からぐるぐるっと混ぜ、粉っぽさが少し残るくらいでゴムベラにかえ、底からすくい上げるように軽く混ぜる（混ぜすぎないように）。

3　バットに流して平らにならし、台に1回落として空気を抜き、190℃のオーブンで23～25分焼く。中央に竹串を刺して、どろっとした生地がつかなければ焼き上がり。

photo：福尾美雪　styling：吉川文子

02.ワタナベマキさんの「チーズとシナモンのショートブレッド」

パルメザンチーズとシナモンがふわりと香る、少し大人っぽいショートブレッドです。
生地をこねないようにすると、さくさくの食感に仕上がります。

【材料（20.5×16×深さ3㎝のバット1枚分）】
Ａ・薄力粉…150g
　・きび砂糖…50g
　・シナモンパウダー…小さじ1
パルメザンチーズ…40g
植物油…70ml

【下準備】
・パルメザンチーズはすりおろす。
・バットにオーブンシートを敷く。
・オーブンを200℃に温める。

【作り方】
1　ボウルにＡを入れて手でさっと混ぜ、パルメザンチーズ、油（少しずつ）を加えてぐるぐるっと混ぜ、ひとまとめにする。

2　バットに入れ、ラップをのせて手で押して平らにならし、フォークで全体に穴をあけ、ナイフで2×8列に切り目を入れる。200℃のオーブンで25分ほど焼き、温かいうちに切り目にそってナイフで切り分けて冷ます。食べる時にシナモンパウダー少々（分量外）をふる。
＊冷めてカリッとなってからがおいしい

photo：三村健二　styling：ワタナベマキ

03.中川たまさんの「きなことしょうがソースの豆乳プリン」
あっさりとした甘みのとろとろプリンに、
しょうがが香るきなこソースを合わせました。
ソースはスプーンで混ぜるだけ、の手軽さです。

【材料（20.5×16×深さ3㎝のバット1枚分）】
豆乳（成分無調整のもの）…400㎖
きび砂糖…大さじ2
・粉ゼラチン…5g
・水…大さじ2
【きなことしょうがソース】
きなこ…小さじ1
しょうが（すりおろす）…小さじ1
はちみつ…50㎖

【下準備】
・ゼラチンは水にふり入れ、ふやかす。

【作り方】
1　鍋に豆乳の半量、砂糖を入れて木ベラで混ぜながら中火にかけ、砂糖が溶けたら火を止める。ふやかしたゼラチンを加えて溶かし、残りの豆乳も加えてよく混ぜる。
2　バットに流し、粗熱がとれたら冷蔵室で2時間以上冷やし固める。混ぜたソースをかけて食べる。

photo：福尾美雪　　styling：中川たま

【ホーローバットはこちらを使用しています】

野田琺瑯のキャビネサイズ（20.5×16×深さ3cm）のホーローバットを使っています。近いサイズのステンレス製のバットなどでも、同様に作ることができます。

【ホーローバットを使ったレシピはこちらにも】

【ホーローバットシリーズはこちらもあります】