これがベストレシピです!おうち時間を豊かにしてくれる石原洋子さんの基本の梅シロップ

編集部のつぶやき
2022.05.14

こんにちは! 編集部の上野です。そろそろ、スーパーや八百屋さんの店頭に青梅が出始める季節となってきましたね。

普段は仕事と家事、育児に慌ただしく追われるだけの毎日ですが、この時ばかりはちょっと時間をゆるめて、部屋中に爽やかないい香りが漂う梅しごとをするのが毎年の楽しみでしたが、今年はさらに楽しみが増えました。

その理由は、発売したばかりの新刊『石原洋子の梅干し 梅酒 梅料理』の中に作りたいレシピがたっぷりあるからです!

この本は、長年梅しごとを楽しまれてきた石原洋子先生の集大成とも言うべき1冊で、ジッパーつき保存袋で少量から気軽に作れる梅干しをはじめ、減塩梅干しや砂糖入り梅干し、はちみつ梅干し。さらには数年前に石原先生に食べさせていただいて以来、虜になってしまった青梅のコンポートや梅ジャム。アレンジが楽しい梅酒や梅シロップ、梅干しを使ったお料理までたっぷり掲載しています。

来週5月21日(土曜日)14時から、書籍の発売を記念して石原洋子先生にインスタライブ@ryourinohonにて、基本の梅シロップの作り方を教えていただく予定です。

おいしい梅シロップを作るコツや梅しごとについてのお話もたっぷりお話ししていただく予定です。みなさん、ぜひご覧くださいね。

今日はインスタライブでご紹介する梅シロップのレシピを一足先に公開します。
材料を用意していただいて一緒に作っていただくのも楽しいと思います! 

基本の梅シロップ

◉仕込み5月下旬〜6月中旬◉漬け込み3週間◉飲みごろ3週間後〜1年

材料(作りやすい分量)

青梅 500 g
氷砂糖 250 g
上白糖 250 g


用意するもの
保存瓶(容量約1.5ℓ)
竹串
食品用除菌アルコールスプレー

準備  保存瓶を洗っ て乾かし、瓶中に アルコールスプレーを吹きかける。

 

作り方

1 洗う 青梅はきれいに洗い、 ざるにあげて水けをきる。

2ヘタを取る ペーパータオルで水けを丁寧にふき取り、なり口のヘタを竹串で取り除く。
*竹串で梅を傷つけたり、 水けがあると、シロップが濁る原因になります

3瓶に入れる 保存瓶の一番下に2の梅を入れ、上白糖、氷砂糖の順に加える。これを繰り返し、最後は氷砂糖が一番上になるようにする。
*一般的に梅シロップの砂糖の量は梅と同量ですが、氷砂糖だけでなく、 半量を上白糖に代えることで溶けやすくなり、 梅のエキスが早く抽出されます

きっちりふたをして、 冷暗所で保存する。
*溶けにくい氷砂糖を一番上にして、 梅のエキスの抽出を早めます

5傾ける シロップが出てきたら、 1日1回ほど瓶を傾けて回し、 全体にシロップを行きわたらせる。
*瓶の中のシロップを回して砂糖を早く溶かし、 発酵を防ぎます。もし泡が出てきて 発酵しそうなときは冷蔵室に入れてください。

10日ほどで砂糖が完全に溶け、 梅がしわしわになってくる。 さらに2週間ほどたつと、 軽く色づいてくる。
*砂糖が溶けて梅がしわしわになれば飲めますが、 さらに1か月ほど待つと、 梅の風味がいっそう深まります。

7 完成。梅の実を取り除き、 冷蔵保存する。飲むときは、4〜5倍の水などで割る。
*梅の実も食べられるので、 冷蔵保存を。

 

←石原洋子さんのレシピはこちらにも

撮影/南雲保夫

『石原洋子の梅干し 梅酒 梅料理』(主婦と生活社)
定価:1760円(税込)

梅しごとははじめてという方はもちろん、
もっとおいしく作ってみたい、アレンジを楽しみたいという方にも、
まず、おすすめしたい一冊です!

料理研究家きっての梅干し名人・石原洋子さんが、長年に渡り試行錯誤を重ね、時代に合わせて形を変えつつ、作り続けてきた梅しごとの全てを収録した永久保存版。

ジッパーつき保存袋で500gや1kgの少量から気軽に作れる梅干し作りをはじめ、減塩梅干し、はちみつ入り梅干し、小梅のカリカリ漬け。さらに梅酒、梅シロップ、ジャムやコンポート、梅肉エキスなど。様々な梅しごとを丁寧なプロセス写真とともに詳しく解説しています。さらに、梅干しを使った毎日のおかずレシピもたっぷり掲載。
味を決めてくれる万能調味料として、知らなかった梅干しの魅力や美味しさにも出会えます。

Profile

石原洋子

HIROKO ISHIHARA

料理研究家 。日本料理、フランス料理、中国料理をその道 の第一人者から学び、料理研究家のアシスタントを経て独立。自宅で主宰する料理教室は45年以上にわたって人気。ほとんどの生徒が何十年も通い続けている 。一方、テレビ、雑誌、書籍の分野でも活躍し、そのレシピはしっかりとした基礎と豊富な知識に基づき、繰り返し作れると定評を得ている。生家に梅の木があり、子どものときから梅干しや梅酒作りを見てきたが、本格的に梅しごとを始めたのは結婚してから。そのときから今日まで、試行錯誤を重ね、時代に合わせて形を変えつつ、続けている 。本書はその集大成 。著書は数多く 、どれもが版を重ねている。小社刊には『シンプルはおいしい!』 忙しい人ほど楽になる! 圧力鍋の生涯作り続けたいレシピ100』がある。

 

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