【アンコールレシピ公開】バレンタインにぴったりの最高にかわいいブラウニー!〜吉川文子さんの「カラメルビスケットブラウニー」のレシピ
まもなくやってくるバレンタインデー。以前ウェブサイトでご紹介して話題沸騰だったお菓子の中から、バレンタインにぴったりのかわいいチョコ菓子レシピをアンコールで公開させていただきます。
今日ご紹介するのは、吉川文子さんの『トレイベイク』の本からブラウニー。トレイベイク(tray bake)とは、イギリスで人気の焼き菓子で、トレイ(天板)を使って四角く焼くお菓子のこと。イギリスでは家庭でのティータイムの必需品なのだそうです。
そんなトレイベイクばかりを集めた日本初のレシピ本『トレイベイク』には、吉川さんが得意とするオイルを使った焼き菓子が大集合。作りやすく、軽い味わいでいくらでも食べられる!と大好評なのです〜。例えばどんなお菓子が掲載されているかというと…
レモンのブロンディ(ホワイトチョコで作るブラウニー)
ブラウニーチーズケーキ
キャロットケーキ
パンプキンケーキ
ブルーベリーとココナッツのケーキ
コーヒーとくるみのケーキ
ショートブレッド
そして、こちらがその『トレイベイク』の本です。表紙のお菓子は、大人っぽくてかっこいいコーヒーブロンディ。紅茶はもちろん、コーヒーのお供にも最適です。
この本の中から今回は、カラメルビスケットを使ったブラウニーをご紹介。見た目もかわいらしくて、バレンタインのプレゼントにぴったり! ぜひ作ってみてくださいね。
カラメルビスケットブラウニー【caramel biscuit brownie】
ほんのりシナモンがきいた、市販のカラメルビスケットを
ずらりとトッピングして焼いたブラウニー。
まるで、ブラウニータルトのような味わいが楽しめます。
ビスケットごと、手に持って食べるのがおすすめです。
【材料(20.5×16×深さ3cmのバット1枚分)】
・製菓用チョコレート(ビター) 100g
・植物油 50g
・プレーンヨーグルト 30g
卵(M玉) 2個
グラニュー糖 50g
A・薄力粉 40g
・ベーキングパウダー 小さじ1/3
・シナモンパウダー 小さじ1/2
「ロータス」カラメルビスケット 8枚
【下準備】
・卵は室温に戻す。
・チョコレートは細かく刻む。
・バットにオーブンシートを敷く。
・オーブンを180℃に温める。
【作り方】
1 ボウルにチョコレートを入れて湯せん(底に60℃の湯をあてる)にかけ、泡立て器で混ぜて溶かす。油(少しずつ)、ヨーグルトの順に加え、そのつどぐるぐるっと混ぜる。
2 別のボウルに卵とグラニュー糖を入れ、泡立て器で1分ほど混ぜる。1を加え、ねっとりするまでぐるぐるっと混ぜる。
3 Aをふるい入れ、泡立て器でぐるぐるっと混ぜ、粉っぽさがなくなったらゴムベラで底から返すように混ぜる。
4 バットに流し、ビスケットを2×4列にのせ、180℃のオーブンで25分ほど焼く。
【バットはこちらを使用しています】
野田琺瑯のキャビネサイズ(20.5×16×深さ3cm)のホーローバットを使っています。近いサイズのステンレスやアルミ製のバット、15cmの角型でも同様に作ることができます。
photo:福尾美雪 styling:西﨑弥沙
定価:1540円(税込)
イギリスではとてもポピューラーな「オーブンの天板を使って薄く焼いた四角いケーキ」=トレイベイクが初上陸! 型を使わずに気軽に焼いてティータイムを楽しみましょうという、ホームメイドスイーツの本場・イギリスならではのお菓子を、より作りやすく、手頃なサイズのバットを使って、しかもバター不使用で作れるように提案しています。基本的には、どれもボウル1つで作れるシンプルなものばかり。チョコレートとチーズ/フルーツ/野菜/ナッツとドライフルーツ/クッキーとタルトのトレイベイクまで、バラエティ豊かな焼き菓子がぎゅっと詰まった1冊です。
Profile
吉川文子
千葉県生まれ。お菓子研究家。自宅で洋菓子教室「Kouglof(クグロフ)」を主宰。藤野真紀子氏、近藤冬子氏、フランス人パティシエのサントス・アントワーヌ氏に師事し、お菓子作りを学ぶ。フランス伝統菓子をベースにしつつ、バターを使わないお菓子を中心に書籍や雑誌でレシピを提案。著書に『トレイベイク』(主婦と生活社)、『オイルで作る ふんわりケーキとサクサククッキー』(オレンジページ)、『「糖質オフ」のロールケーキ』(文化出版局)、『自家製ミックス粉でかんたんおやつ』(ナツメ社)など。
https://kouglof-cafe.com/
Instagram:fumikoykouglof
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