レンチンで作れるビストロごはん!フランスのおしゃれな野菜の惣菜・クリュディテ〜上田淳子さんの「ビーツのマリネ」のレシピ
年末年始のお休み、皆さんのんびり過ごせましたでしょうか…? 私は一年に一度の「大掃除」ならぬ「大かたづけ」のチャンスとあって、家じゅうの収納スペースを整理しまくり、体のあっちこっちが痛いです。。(とほほ…)
さて松の内が明けると、そろそろ野菜をもりもり食べて、体をすっきりさせたくなりますよね。そんな方におすすめなのが、先月発売したばかりの上田淳子さんの『フランスのおうちごはん クリュディテ』です。
「クリュディテ」は、フランスからやってきた野菜のシンプルなお惣菜。“キャロットラペ”がその代表例で、生の1種類の野菜で作るシンプルなサラダやマリネのことで、少しまとめて作っておいて、ちょこちょこ食べるのにぴったりな野菜の作りおきおかずです。
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こちらの本では、基本のクリュディテと、それで作るアレンジ料理を100点以上にわたってご紹介。本の中身を少しお見せすると…
野菜1つで作る潔さ、美しさが特徴的ですよね。肉や魚と合わせれば、彩り鮮やかなメインデッシュが次々誕生!おうちでビストロごはんが気軽に楽しめますね。
この本の中から今回は、ビーツのクリュディテをご紹介。最近は日本でも入手しやすくなったビーツ、日持ちがする根菜なので、見かけたらぜひ手に入れて作ってみてくださいね。時間がかかるゆで時間を短縮する裏ワザも、特別に公開しますよ!
ビーツのマリネ
近ごろ、日本でも手に入りやすくなったビーツ。
通常は、皮ごと何十分もかけてゆでますが、
細切りにして電子レンジにかければ、あっという間。
ちなみに、切ったものをゆでると色が抜けるのでご注意を。
〔材料〕 作りやすい分量
ビーツ…300g
ワインビネガー(赤、白どちらでも)…大さじ2
塩…小さじ1/2
こしょう…少々
サラダ油…大さじ2
〔作り方〕
1 ビーツは皮をむき、スライサーなどを使って細切りにする。耐熱ボウルに水大さじ2とともに入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)に5分かける。ざるに上げ水気をきる。
2 ボウルにワインビネガー、塩、こしょうを入れて塩が溶けるまでよく混ぜる。サラダ油を少しずつ加えてとろっと乳化するまで混ぜる。1を加えて和える。
★ビーツの水煮缶を使い、マリネ液に漬けるだけでも作れます
*保存期間…冷蔵で5日ほど
photo:ローラン麻奈 styling:佐々木カナコ edit:広谷綾子
クリュディテの新刊発売記念インスタライブの様子はこちらから!
★クリュディテ作りのコツが満載です
定価:1760円(税込)
「クリュディテ」とは、フランスのシンプルな野菜のお惣菜のこと。1種類の生の野菜を調理して作る、シンプルなサラダやマリネを指します。
日持ちがするので、多めに作ってそのままちょこちょこ食べたり、肉や魚と合わせれば、メインディッシュがあっというまに完成。野菜の色みがきれいなので、盛り合わせれば美しいひと皿になり、おもてなしにも最適です。
定番の野菜を「通年野菜」「秋冬野菜」「春夏野菜」に分け、シンプルな基本のクリュディテ+その簡単アレンジレシピで展開。また、クリュディテで楽しむアペロ(夕食前の軽い一杯)、朝食や昼食に食べたいサンドイッチや麺類、ごはんものも提案しています。
◆CONTENTS◆
Chapter.1 基本のクリュディテとアレンジレシピ
〈通年野菜〉にんじん/じゃがいも/さやいんげん/かぶ/キャベツ/きのこ/長ねぎ/玉ねぎ/小松菜/もやし
〈秋冬野菜〉カリフラワー/ブロッコリー/ビーツ/さつまいも/かぼちゃ/ごぼう/れんこん/ほうれん草/白菜/大根
〈春夏野菜〉きゅうり/トマト/なす/セロリ/ピーマン/パプリカ/ズッキーニ/アスパラガス
Chapter.2 クリュディテのある献立
クリュディテでアペロ
クリュディテとパン
クリュディテと麺
クリュディテとごはん
Profile
上田淳子
兵庫県出身。辻学園調理技術専門学校で西洋料理・製菓・製パン技術を習得し、卒業後同校の西洋料理研究 職員を経て渡欧。スイスのホテルのレストラン、ベッカライ(パン屋)、フランスのミシュラン星付きレストラン、シャルキュトリーなどで約3年間修業を積む。帰国後、シェフパティシエを経て料理研究家として独立。フレンチベースのおいしい家庭料理のみならず、日々の暮らしに役立つ普段着の料理も得意分野。『フランス人 が愛するチーズ、バター、クリーム。』(誠文堂新光社)など著書は多数。
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Instagram:@ju.cook
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